K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

大決戦シーズン9・グレゴリオ(屋内)結果

昨年の夏、総力戦の新しいボスとして登場したグレゴリオは複数の複雑なギミックが設定されており、Insaneの時点で他のボスのTormentに匹敵するのではないかというくらい攻略が大変で、とにかく難しいという印象があった。
実際のところ、どのタイミングで何が起きているのかを把握して臨めば、決して無理ゲーということはないのだけれど、公式が解説動画を出すくらいには初見殺し要素が満載なので、撃破スコアを競うランキングにおいては非常に気楽な、ボーダーの緩い大決戦になると考えていた。事実として、大して詰められてもいない初日に出ていた1凸攻略動画のスコアでも十分に20,000位の圏内だったことを思えば、むしろ中級者が初チナトロを狙う大チャンスだったとも言える。

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生存記録(20240423)

最近よく気絶する。いや、気絶するように眠る、と言うべきか。毎日この時間に、という風に決めているわけではなく、強い眠気を感じたら布団に入るようにしているから、わりと発生しやすい状況を作っていることにはなるのだが……必ずしも寝たいタイミングとは限らないから、うっかり予定していた作業などを放棄してしまうことも珍しくない。不眠症に陥るよりは幾分かマシとはいえ、自身の眠気を制御できないのもまた不便で仕方ない。
洗い物だとか、歯磨きだとか、一度限りの失念だけなら大ダメージにはならないけれど、その日その時間を過ぎれば取り戻せないような特定のアクションというものも、稀に存在する。数時間後に取りかかる必要があったとして、しかしながらその数時間を起きていられるだけの体力が見込めない時に、私はどうすればよいのだろう。無理をして起きていることも不可能ではないが、身体は明らかに休みたがっている。都合よく30分前後の仮眠にさえ成功すれば、すべてが上手く回るというのに……そういう日に限って、軽い気持ちで目を瞑ると深い眠りへと堕ちてしまうのだ。
ああ、つまりこれは、昼寝からの寝坊に対する嘆きに過ぎない。昼寝、というか実際には夜中であることが多いのだけれど、夜型の私にとって深夜の睡眠は昼寝に等しい。昔から眠るのは苦手で、起きるのは得意なほうだと思っていた。前者に相違はないが、後者に関しては神経質すぎるがゆえに眠りから覚醒までの距離が近いだけであって、迅速な起床そのものに一切の負担がなかったわけではないのだろう。むしろリラックスできる環境においては、今回のように逆転現象が生じることになる。
まぁ結局のところ、体力さえあれば悩む必要のない問題であるわけだが、このところ今年の目標である肉体づくりは行き詰まりの気配を見せている。下半身の筋トレは一定レベルを超えると現状維持程度にしかならなくなったし、相変わらず上半身はペラペラ、食事量は意識的に増やそうとしても限度があって、いつの間にか体重も元通り……ということで厳しさを感じている。気温差の大きい季節だからこそ、余計に疲労が溜まりやすいのだろうか。昨年は眠れない日々に強烈なストレスを感じていた記憶しかないけれど、今年は今年で体力面の課題が浮き彫りになっているから、好きなはずの春が、冬に次いで苦手になっている感が否めない。

生存記録(20240422)

先日の某一件が一段落した……というか終わったようで、今週末にもまた外出する用事が出来た。平均寿命を超える高齢であったから、親族の大まかな心境としては暗い雰囲気よりも明るく送りだしてやろうといった感じだろうけれど、直接の血の繋がりのない者や孫世代ならともかく、息子娘ら実子ともなると、また違う心持ちなのだろうか。いずれ、何十年後か知らないけれど、私が先に死なない限りは絶対に経験することになる世の理なので、その姿は目に焼き付けておきたい。
私も、なんだかんだ負担が大きかったとは言いつつも、まぁ生前の顔を見ることができてよかったと思う。もう本人の意識は失われていたから、最後に言葉を交わしたのは約一年前になってしまったわけだが、それでも死ぬ前に会えたという事実により、後腐れなく今後を過ごすことができるだろう。「死」なんて世の中にありふれていて、それ自体に大きな意味合いはないかもしれないけれど、赤の他人ではない近しい存在の死に触れることは人生における一大イベントであり、それも一度きりではない、これから何度も直面するであろう通過儀礼でもあるため、いつでも受け入れられるよう慣れておくというか、そのような心の形を作っておいて損はない。
物心がついてから、身近な人間が世界から消える現象に向き合うのは、おそらくこれで三度目だと思う。記憶にない幼少期にも何度か葬式に出たこともあったらしいが……正直まだ経験が少なすぎて、マナーだのなんだの一連の流れを把握していない。専用の礼服や装飾品の類も所有していないので一式を親から借りるしかないわけだが、ここから数年のうちに何度も経験することになるのなら、自前のものを持っておくべきなのかもしれない。早い人だと、小学生や中学生のうちに一通りの流れを済ませてしまうのだろうから、たとえば成人以降は当分、機会がないということもあるだろう。寿命なんて個人差が大きく、また家系によっても大きく変わる。比較的、私の親族は長生きの傾向にあるため、どうしても死者と対面するのは歳を重ねてからになりやすい。
世間ではゴールデンウィークが始まる週末、もともと私には予定なんてなかったけれど、こういう形で空白が埋められるというのは、なんだか複雑な気分だ。

生存記録(20240421)

ブルアカにおいて非常に難解なボスとして名高いグレゴリオだが、実のところ開催初日である水曜の時点でInsaneまでならオリチャーで問題なくクリアできていた。詳しい流れは後日の記事にまとめるけれど、その後Tormentに挑んだり、今日は速度の出る別チャートでInsaneのTAを試してみたり、3属性にわたってエネルギーを注いだ。正直、ランキングの状況を見る限りではチナトロ目的なら無理に頑張る必要はなく、Insaneを1凸クリアしておけば余裕そうとはいえ、このところ最終3桁入りを継続できているせいで、できる限りスコアを詰めたいというモチベーションが高まっている。
生放送による情報で、放課後スイーツ部のバンドイベントが開催されることが明らかになったため、今は石の使い道に悩んでいる最中だ。現在ピックアップ中のナギサはもちろん引いたのだけれど、130連という微妙な回数で迎えたせいで、天井まで行ってトキを入手するべきか、これまた限定のシュガーラッシュに備えて撤退すべきかが大きな選択となっている。3.5周年まではまだ数か月あるとはいえ、必ずしもスルーできるガチャばかりではないから、今後を見据えて温存したい気持ちが強い。ざっくり、3.5周年のフェスで1天井、その前の無料100連込みの1天井、夏までの間に強力な恒常キャラの追加がある想定で追加の1天井、さらに保険で1天井分は残しておきたい……と考えると、毎月の配布が0.5天井の前提なら、現時点で1.5〜2天井分くらいの石は持っておきたい。ちなみに現在の保有量は57,000石ほど……つまり、トキを追うならシュガーラッシュは見逃さなければならず、トキを我慢してシュガーラッシュを引いても天井まで連れていかれたらギリギリになってしまう。ほぼ無課金の微課金にとっては、あらためてガチャを引くタイミングは慎重に見極めなければならない。
そういえば、アニメ3話が放送されて様々な意見が出ていることだろうが、ここまでの内容に個人的な所感を述べるとするなら、まぁ特別に良いわけでもなく、しかし批判されるほど悪いわけでもないのではないかと思う。とりわけ気になる点としては戦闘シーンが挙げられるけれど、キヴォトス人は銃で撃たれても平気であり、序盤の戦闘はギャグテイストが強いこともあって緊迫感がなく、描写がシュールかつ陳腐に見えてしまうのは仕方ないところがある。原作にて好評のVol.3までアニメ化されたら、基本はサスペンスな雰囲気で物語が進みつつ、戦闘においては負傷者多数発生ということもあって映えそうだし、そこまで実現に至るのかは知らないけれど、もし制作されるなら一定の満足感は得られる作品になると考えている。この手のアニメは期待しすぎない程度が、きっとちょうどいい。

生存記録(20240420)

連絡を受けて、病院まで足を運んだ。結局のところ、私にはいわゆる「人の心」というやつがないのかもしれないが、状況を知らせるメッセージからは明らかに私の来訪を望んでいるニュアンスを受け取ることができた。考えるよりも前に、おそらく行くべきなのだ。行かなければならない。つまり、私の意思などに関係なく、その場に赴くという事実にこそ価値がある。感情面において理解が及ばずとも、理性的に客観的に状況を判断するなら、即座に家を飛び出すのが正解であることは火を見るよりも明らかだった。
絶対に在宅でなければならない事情はないから、行くこと自体には問題がない。しかしながら事は急を要するため、のんびりしているわけにもいかない。ここ最近、朝に寝たり昼に寝たりと生活リズムが不安定なところがあったけれど、今日に関して言えば昼頃に就寝して夕方手前に起床、そのまま某ゲームの生放送を視聴する予定だった。もちろん、物事には優先順位がある。私の個人的な予定なんて、いくらでも後回しにしていい。ただ、ほとんど眠らずのコンディションで外出するのは体力的に厳しいものがあった。
人は生まれて死ぬだけの存在だ。他人にせよ自分にせよ、いつ死んだっておかしくない。ある意味で達観しているというか、わりと身近なはずな存在の死に近づく様を目の当たりにして、とりわけ感情が動かされることはなかった。ほとんど予想していた通りの姿を見ることになった、と言っても過言ではないかもしれない。ああ、やはりこれが死ぬということなのだ。別に大したことではない。誰しもが経験することになる、人生における当たり前のイベントだ。その具体的な形は人それぞれだろうけれど、年老いるまで生きて、親族に見守られる中で生涯を終えられるのだとしたら、それは一つの理想形なのではないだろうか。
長居しても仕方ないから、1時間足らずでその場を後にした。もう本人は意識を失っていたから、声をかけたところで私を認識しているとは思えないが……もう数時間のうちには亡くなるかもしれないわけで、これから先に生きた状態で対面することはない。あらためて永遠の別れだと思うと、今さらながら不思議な感じはした。顔を合わせた親戚の中には、直視することもままならずメンタルに傷を負っていそうな者もいたけれど、私は至って平静を保ったまま帰途につく。
帰宅した頃には生放送も半ばに差し掛かったところで、一番の見所は過ぎてしまっていた。何より、眠気が凄まじい。半分、目を瞑ったような状態で後半を適当に視聴したが、放送終了後まもなく気絶するようにベッドに伏せることになる。今は心よりも肉体への負担が大きい。ある程度、体力が回復して余裕が生まれたら、あらためて喪失感のようなものと向き合うことになるのだろうか。

生存記録(20240419)

うっかり食事を忘れるという経験の有無は、おそらく個人差が大きいのだろうと思う。私なんかは何かに集中していたり、はたまた寝不足気味だったりすると一食くらい飛ばしてしまうことが珍しくないのだけれど、食欲旺盛な一般人からすれば信じられない話かもしれない。私にとっては、常にガツガツと食い意地を張っているほうが不思議で仕方ないのだが、まぁそれはいいとして……今日はその食事の失念が丸一日にわたって起きてしまった。要するに、24時間まったく食べずに過ごしていたということになる。別に断食するつもりだったわけではなく、極めてナチュラルな精神で普通に過ごしていたら、それくらい時間が経過していたのだ。
主な原因は二つあって、まず私の基本的な食事スタイルが一日二食であることが大きい。これは活動時間と消化能力の兼ね合いで、自然とこの形がベターであるという経験則から定着したものだが、たとえば睡眠を我慢して活動時間を延ばす際には三食になることもある。逆に、眠すぎて半日も意識が保たない日には一食ということになる。日頃から平均的な食事回数が少ないという点は、今回の事態を招いた一因であることを否定できないだろう。
次に、現在の私が、ひときわ集中力を発揮しやすい体調というか状態というか、そういうコンディションにある点だ。これは、むしろ好ましい状況と言えないこともないのだが、裏を返せば集中力の対象とならない他のあらゆる営みに関して、著しく優先度が落ちることを意味する。ある程度、作業が一段落した時点で、既に食事に適切な時間帯は過ぎていて就寝時刻が近い。そのまま眠って、次に目覚めてからすぐに食べればよかったものの、なんと起きて早々に作業を再開してしまった。再び一段落したところで、ようやく何も食べていないことに気づく。最後の食事から、24時間以上が経っていた。
空腹感を覚えないのかという話をすると、確かに前日の就寝前は腹の中が空という感覚はあった。それが必ずしも食欲に結びつかないのが私の生命体としての欠陥ではあるのだが、それは置いておいて、さて次の日にはどうなるかというと、ひとたび眠ると空腹感が消し飛んでしまうのだ。どれだけ腹が減っていても、眠れば忘れてしまう。だから私は毎日、起床後には何かを口に入れることを習慣化している。食欲に頼らず、決まったルーティーンに落とし込むことで栄養補給を怠らない工夫だった。なぜか、今日は機能しなかったけれど。
体重が増えないことを嘆く日々も、こうしたミスを減らせれば改善されるのだろうけれど、なかなか「普通」を身につけることは難しい。

チャンミMILE(202404)結果

UAF環境最初のチャンミということで育成の度合いにバラツキがあった印象のある今回、しかしながらコースはマイルゆえに、どうしても展開による有利不利が発生するため、自身が相手よりも二段階くらい格上というマッチングでなければ安定した勝率を見込むのは難しかったと思われる。サポートカードや強力な因子が揃っていて莫大な時間を投じられる人を除けば、いつものように運ゲーを眺めて一喜一憂するしかない。
すっかり、二か月に一度の運試しイベントと化してしまったチャンミに、私がかつての熱意を取り戻すことはないだろう。

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