K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

Day3

今日の内容は建物の描き方について。
前回までは自然風景や遠景の建物を描いてきたため、わりとざっくりとブラシを使う感じだったけれど、今回はパース定規を用いて正確性を意識することになる。
とはいえ3Dではないから、それっぽく見えるようになれば多少は大雑把でもいいのだとか。

 

まず、パース定規便利すぎワロタという感想なのだけれど、だって複雑そうに見える数々の線が、これほど簡単に引けるツールが手元にあったなんて驚き以外の何物でもないではないか。
宝の持ち腐れだった……というよりは、過去に何度か理解しようと試みたけれど諦めたという出来事があったものだから、いざ使いこなせるようになると不思議な感覚に陥る。やはり動画を見ながら実践することの意味は相当に大きいのだと思う。

知識と技術の習得が着々と進んできている感覚が懐かしくて、面白くて、三日目ではあるけれど、特に予定が入らなければ今後も続けていけそうな気がする。
まぁ今日までの学習は知識が大半かなと思うので、技術としては慣れが必要なわけで、結局のところ着実なレベルアップを図るには「継続する才能」がすべてのような気がしないでもない。

パースを扱えるようになれば、これまでの課題であった何から描き出すかという悩みが解消されるようにも思う。イメージが湧かなくても、なんとなく線を引いてくうちに「それっぽい」雰囲気がキャンバスに宿る。そういう、これまでとは一段階上のところにある試行錯誤がそのうちできるようになれば幸いなのだけれど、これから数日間あるいは数週間の努力次第ではあるだろう。

動画の説明ではテンポを重視ということだったから、別に普段からあの超速ペースでサクサク描き進めているわけではないようで、そりゃそうかと思った次第。ついていくのに必死で部分的に見逃したり聞き逃したりして、結果的についていけていないなんて本末転倒な事態を避けるために、視聴スタイルを変えることにした。
それは、ある程度のまとまった説明をキリのいいところまで見てから、そこまでの内容を時間をかけて実践するという形。適宜、止めたり戻したりして、貴重な情報を逃さないようにする。時間はかかるけれど、時間あたりの経験値で考えるならむしろ効率がいいようにも思える。
今後は、集中しすぎて気づいたらびっくりするほど経っていた、なんてことが増えるのだろうけれど、それは独力で絵を描いている時と同じこと。先日までの、惰眠を貪っていた分の余裕を充てれば何も問題はない。
今はモチベーション向上により眠気に抗うことに成功しているが、いつ効力が切れるかわからないので、その時までに習慣化してしまいたいという目論見もある。

 

想像よりも時間と、そして体力を使ってしまったので、今日は簡単な途中経過のみ。
建物の下書きと、明暗がわかるように二色で大まかに塗ったもの。

建物下書き

建物色

キャラクターや自然風景と比べると、緻密に描こうとした時のMP消費量が凄まじい。