K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

私も人間だからそれなりに変わる

月が変わり気持ちを新たに、といきたいところではあるが、まずはたっぷりと眠って休養を取ることにした月曜日。昨日までの頭にまとわりつくような気怠さは、すっかりと解消された。
まぁ起きたのが午後なもので、活動時間は数時間だけ後ろにずれる形となってしまったけれど、そもそも時間に縛られる生活をしていないので問題はない。規則正しい生活というやつへの修正は、ここを起点に少しずつ進めていけばいいかなと考えている。

 

そんなこんなで、絵に費やす時間は日中に確保できず、まさにこれから始めようかという状況で、昨日も書いたけれど、いわゆる「月謝」については半年分をしっかり支払っていきたい。
一度そうやって心に決めてしまうと焦る気持ちがなくなるので、「なんとしても今日中に!」みたいな無駄な元気は失ってしまった。しかし、焦った動きが長期的に望ましい結果を導けるわけがないから、マイペースにやっていければよいはずだ。

さて、今日はもともと予定していた用事が一件あったのだけれど、ちゃんと詳細を読んでみたら達成不可能なことに気づく。
先月の初週にネットから申請していたマイナンバーカードについて、出来上がったから取りに来いという通達が少し前に届いていた。主に確定申告に使うために申請したもので、それ以外にも今後は持っていたら何かと便利だろうと思ったわけだが、個人情報の塊であるから受け取るまでの本人確認の手続きが非常に面倒で厄介なものだ。
書いてある通りに本人確認書類を持っていけばいいとはいえ、家からそれなりに離れた市役所まで赴く必要があるから、自転車や自動車を持たない人間は気軽に行くことができない。
それだって散歩代わりになるから別に構わないのだけれど、何やら過去に交付された通知カードを回収するらしく、手元にない場合は廃止届を出さなければいけないのだとか。
大事な手続きというのは理解できるけれど、これほど煩雑というか面倒というか、入手できるまでのステップが多くて長いから、なかなか普及しないのだろう。まぁしかし、こればかりは問題が発生したら取り返しがつかないから、多少の手間は仕方ないと思うしかない。本当に仕方ないことなのか、もっと効率的な方法があるのか、素人の私にはわからない。
なお、私の通知カードは実家に保管されているため、今日すぐに取りには行けなくなったというわけだ。

しばらく帰ることはないと考えていた実家にまた一時帰省しなければならないことに、嬉しさ半分、その他の感情半分といった想いだ。実家の温もりは年末年始で心に沁みたから、帰ること自体がマイナスになることはない。留守にしている間の水道光熱費が浮くし、栄養満点の食事を与えられるから体重減少に歯止めがかかり、会話相手がいることで頭の回転や喉の機能も正常化する。
ただ、その分どうしても甘えが出てしまって、ただそこに存在しているという以外の選択肢が視界から消失してしまうかのような状態に陥らざるを得ないのが問題点だ。部屋をすっかり片付けて、長年使ってきた机を処分してしまったから、一つのことに集中する環境を作るのが難しいという事情もある。
しばらく滞在するというよりは、本当にただ顔を見せて、必要なものを取りに帰るだけという形にするしかないだろう。
夜に行って、翌日の昼には戻ってくるか、午前中に向かって夜に帰ってくるか。
どちらにせよ、こんな風に考えられるようになったということは、もう精神的にはほとんど自立できているのではないか。成長とは若干違うような気がするけれど、着実に人生は変わりつつあるように思う。