K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

Googleアンケートモニターとかいうやつ

昨年の一月からスマホに入れているアンケートのアプリがあるのだけれど、これは簡単に言えば、Googleから不定期にアンケートが送られてきて、答えるとGooglePlayポイントが貰えるというものだ。
アンケートの内容は回答者の社会的立場を問うようなものから、訪れた場所など様々で、一件につき10円から100円までの範囲で報酬が与えられる。
額としてはショボいとはいえ、ちまちま続けていれば数千円程度にはなる可能性があるし、所要時間は数秒程度なので損することはない。

 

というわけで、これまでにアンケートの回答で稼いだ合計金額なのだが……思っていたよりも多いような少ないような。

Googleアンケートモニター

合計を見ると悪くない気がするのだけれど、かかった期間や一件あたりの平均報酬額を計算すると、下振れ感が否めない。
人によって生活が異なる分、アンケート内容にも差異があるのは当然なのだが、軽くネットで調べてみた感じでは、一般的な平均をかなり下回っていそうに思えた。

なぜ、私のアンケートは大した額にならないのか。そもそも、どうして月に四回か五回程度しかアンケートが送られてこないのか。
直感的な結論としては、引きこもりだから、というのが最も大きな要因のように思った。

たとえば、子供の有無や年収や職種などの質問は、それほど頻度において差が出るとは思えない。
仮に子供がいると答えたら、後の質問に続いて報酬額が高くなるかもしれないという話はあるが、まぁ正直者の私は退屈な回答しかできないので、実際どれくらいのバリエーションがあるのか知る由はない。
嘘をついたらアンケートが来なくなるという噂もあるので、このあたりは今後も変えようがないだろう。

一方で、アンケートの三分の一から半分くらいを占めるのが、直近で訪れたロケーションに関する質問だ。
具体的な店名が並べられ、いずれかに行きましたか、という問い。たいてい的外れな選択肢ばかりなので「上記のどれでもない」しか選べないのが残念なところだ。
そういうわけで、特定の店を選んだ後に追加で具体的な質問が用意されているのか不明なところではあるけれど……そんなことよりも、とにかく外に出ない生活を続けていたら、この手の質問がまったく飛んでこなくなってしまうという事実がある。
このご時世なのに、外を歩き回る生活をしていないとGoogleからも無視されてしまうなんて、なんと悲しいことだろう。

最近の体調不良は運動不足に起因しているという説が自分の中に浮上しているので、生活リズムを正す意味でも早朝に散歩を取り入れてもいいかもしれない……なんてことを日記に書くのは何度目か覚えていないが、まぁ基本的に思いついただけのアイデアはモチベーションに乏しいため、実現する確率は三割程度といったところだ。
しかし、流石に週に一度の買い出しだけでは精神衛生面にも悪影響しかない気がするというか、引きこもり慣れした私でさえ数か月も続けていると息が詰まる感覚があるから、そろそろ本気で改革に乗り出すべきという意見は、セルフ脳内会議においてたびたび議論されている話題ではある。


ふと、アンケート履歴を遡っていて気づいたのだが、これまでは間隔が空いても十日くらいで次の質問が来ていたのに、今回は明日で三週間になる。
ひょっとして、GoogleのAIに「こいつは家から出ないし、今のところつまらん人生しか送ってないから全然参考にならん。もうアンケート送るのやめたろ」などと判断されてしまったのだろうか。
否定できないのが悔しいが、でも仕方ないではないか。統計を取るなら、一般的な傾向から外れた生き方だってデータとしては必要だろうに。

Googleアンケートモニターを一種のゲームと考えるなら、これほど理不尽なものはないと思う。
攻略方法はリア充であること、なんて。