K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

予定は狂うもの

帰ろうと思っていたら電車の運行停止ということで、今夜に予定していた日記の更新ができない問題が発生した。
再開を待っていたらそのうち帰ることはできそうだけれど、どれだけ混雑しているかもわからないし、不確定な情報を鵜呑みにして苦痛を味わう可能性を高めるよりは、安全策を取りたい。
帰宅を急いでいるわけでもないから、とりあえず今日のところは実家に泊まることにして、明日の朝に発つことにしたい。
しかし本当は昨日には書きたい内容だったので、なんだか少し気持ちが萎えてしまった。


昨夜は随分と高いテンションで一日を終えたため、案の定というか想定以上というか、どうにも反動がひどく、今日は調子が下向きな感覚があった。
久しぶりに喋りまくった影響で、まともに声も出ない。寝起きにもかかわらず、徹カラした後のように、思ったような声が出せないのだ。
気持ち二段階くらい強めの発声を意識しないと、相手に伝わるレベルの音量にならないというのは、何度やっても慣れない状態で違和感が大きい。
本来、睡眠中には身体が回復するはずなのだけれど、ここまでダメージが残っているということは、やはり老化現象なのか……明日には元通りになっていると思いたい。


三週間ほど前からずっと準備を続けていた某ゲームのイベントが昨日で終了し、まさにその件についてガッツリ書きたいと思っていたものの、結果のスクリーンショットやデータ管理のExcelが自宅に置いてあるPCに入っているため、出先のスマホからでは満足のいく内容にならない。
そういうわけで、最も書きたいネタであるのに後回しする羽目になっていて、どこで予定の順番を間違えたのだろうと考え込む。
まぁイベントの日時が確定する前に決まっていた先約なので、どうしようもなかったというのが真実ではあるのだが。

そのゲームに関しては、自分にできることをギリギリまでやり尽くしたこともあって、ある程度の燃焼感というか、ちょっとした虚無感めいたものを実感し始めている。
別に、それによってモチベーションが急激に落ちたとか、興味を失ったとかいうわけではなく、単なる気持ちのギャップに身体が追いついていないだけとも言える。
こうした感覚は経験上、徐々に曖昧になっていくものなので、また月末あたりになって新情報が出てくれば、先月と同様に次なるイベントへの準備を当然のように始めるに違いない。
まぁ詳しい心持ちについては、書けたら明日の日記で、ということになりそうだ。


そういえば久々に人と会って、そのきっかけが、とある記念日を祝おうというものだったから、私はこれまでにないような悩みを抱えることとなった。
具体的には、プレゼントの話だ。
以前の日記でも書いたような気がするけれど、私はプレゼントを貰うのが好きではない。だから逆に、他人を物をプレゼントしようという気になったこともほとんどなく、たとえ誰かにとって大切な日であっても、形式的に祝辞を述べるだけに留めて、何かを贈ったことなんて今までになかった。

そう、つまりプレゼントというものに対する、普遍的な価値観が絶対的に不足しているのだ。
遠慮するような間柄ではないから、試しに何が良いかと尋ねてみたところ、思ってもみない答えが返ってきた。
プレゼントに相応しい相場というものがわからない。安すぎても駄目だろうが、高すぎるのはちょっと……という、ありがちな取るに足らない悩みだ。

私から、こうした質問が飛ぶこと自体が非常にレアな出来事であるためか、相手も面食らっていたように見えた。返答は半分冗談という可能性もあって、本当に欲しい物ではないかもしれない。
ただ、せっかく不慣れな私がプレゼントの機会を作ることに成功したのだから、聞いておいて何もなし、という風にはしたくない。
さて、しばらくはAmazonの商品ページを見て、ああでもないこうでもないと独り言を呟くことになるだろうが、いずれにせよ明日、家に辿り着いてからの話になる。