K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

「Twinkle Holiday」&キャンサー杯準備

ウマ娘スペシャルイベント「Twinkle Holiday」が行われた。
リアルのイベントとしては2018年以来? ということで、昔からのファンやゲームをやり込んでいるユーザーからの注目度はそれなりに大きかったと思うけれど、内容としてはお馴染み「ぱかライブ」の拡大版で、大きな見所は出走声優によるライブが中心という感じがした。
個人的には、ゲームの新情報を一番に求めていたのだけれど、それ以外の部分も見ていたら普通に楽しめたので、全体的な満足度は悪いものではなかった。

 

「ユメヲカケル!」のライブからスタートしたイベントではあったけれど、その後はアニメの振り返りや、ちょっとしたお遊戯コーナーという流れで、正直なところ前半は流し見になってしまった。
ライブはまだ不慣れなのか緊張しているのか、本業が歌手であるMachico氏以外はあまり声が出ていないように感じられたし、まぁこんなものかなと。

大半はYouTubeで視聴可能ではあったが、最後のライブパートはウマ箱2第1コーナー購入者限定ということで、途中から切り替えるのも面倒だったので初めからそちらを見ていた。YouTubeはコメント欄があまりにも幼稚すぎて、見るに堪えなかったという事情もある。
予想よりもライブを見せてくれていたので、文句を言っている人をTwitterなどで見かけたけれど、無料イベントとしては十分だったのではないかと思う。

そして始まった限定のライブパートだが……これが思っていたよりも遥かに良いものだった。
というより、Machico氏の歌唱力と表現力が段違いのバケモンすぎて、金を取れる歌ってのはこういうのを言うんだ、と強く思わずにはいられなかった。ゲーム情報はいったん置いておいて、これを聴くことができただけでも見る価値はあったように感じたし、これまで詳しくなかったアーティストMachicoという存在の曲を他にも聴いてみたくなった。
それ以外の方については……まぁ努力は見受けられたものの、歌自体を評価するなら正直カラオケレベルであったので、来月の大きなライブに向けて飛躍を願いたいところではある。

 

さてさて、気になるゲーム情報はいくつか出てきたけれど、やはり最も大きなポイントは今月のチャンピオンズミーティング「キャンサー杯」の条件が示されたことだろう。
先々月、先月と中旬に実施されていたから今月は中止なのではと囁かれていたキャンサー杯だが、今月は下旬開催ということで、まだ育成期間には余裕がありそうで安心した。

東京・芝・1600m・左回り・夏・晴れ・稍重、ということで、大方の予想通り安田記念ヴィクトリアマイルを想定した育成が正解になったわけだが、「夏」の「稍重」というあたりに若干の意地悪を感じないでもない。
「春」の「良バ場」が続いていたので、ここ変化球というのも不思議ではないけれど、緑スキルの関係もあって人によっては育成やり直しになるわけだから、なんというか厳しいゲームだなぁと思う。

キャンサー杯目標

恒例の目標ステータスは、今回はスタミナの消費量が最も少ない「逃げ」と、最も多い「先行」で比較することにした。「差し」や「追込」はこの間の想定。
マイルということもあってスピードとパワーをカンスト近くまで上げるのは、キャラクターによっては難しいことではないため、あとは必要なスタミナを用意したら可能な限り賢さを盛る方針で行きたい。
実際には賢さを600まで上げようとするとスタミナが不足したり、スタミナを十分に上げようとすると賢さが伸びなかったりするので、完璧な理想個体を作るのは容易なことではない。
ただ、スピパワ1200は無課金微課金でも可能と思われるから大前提で、それなりの課金者でも甘えていると十分に負けうるし、何度かルームマッチで試した感じでは相当な運ゲーだったので、理想個体でも乱数次第ではあっさり敗退してしまうかもしれない。
突き詰めると、芝SマイルSが必須になるのだろうか。

戦略面では、おそらくセイウンスカイがトップメタとなる。
細かい説明はここでは省くけれど、要するにセイちゃんの固有スキルは終盤加速効果があって理論上最強なので、何も対策をしなければ「セイウンスカイしか勝たん」になってしまう可能性が極めて高いのだ。
対策として先月から界隈を騒がせているのが「蓋」という概念で、終盤のコーナーでセイウンスカイよりも前にいることを目的とした「逃げ」のウマ娘のことを指す。
具体的にはスマートファルコンダイワスカーレットサクラバクシンオーなどが推奨されていて、「蓋」に特化させるか「蓋」をしつつ勝たせる型にするかは個々の余裕次第になるだろうが、いずれにせよ安定して勝ち上がるためには必須とされている。

なお、「蓋」の育成は普通に強い先行や差しを作るのよりも厳しいかもしれない。
というのも、逃げウマがハナを取り合う際に重要なのが序盤から中盤にかけて高いレベルで速度を維持することであり、究極的には最初から先頭を走り続けることが肝要なので、最序盤のスキルが重視されるのだ。
その名は「地固め」。
緑スキルやコンセントレーションなどスタート時に発動するスキルが3つ以上で発動し、開幕から猛烈に加速することができる。他の加速スキルでは代用不可で、逃げウマには事実上の必須スキルとも一部では言われている。
しかし、この「地固め」は取得が簡単ではなく、サポートカードのヒントから得ようとすれば必要ステータスを満たすのが難しくなり、因子継承から得ようとすれば……まぁ結局は確率の問題で試行回数が求められるわけだが、ほとんどの人はレンタルに頼らざるを得ないため、シビアな戦いを強いられることになるだろう。

こんな感じで、取り急ぎ現状の目指すべきところを備忘録としてまとめた。
……なんだかジェミニ杯よりも地獄になる可能性が高い気がしてきて、なんだかなぁ。