K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

具合の悪さに翻弄される

昨日に続き、今日も日中の大半を睡眠に費やすことになった。
そろそろ先週の買い込み分を消費してしまいそうなので、夜はスーパーに行かなければ……と思っていたのだが、あまりの気怠さと眠気によって断念せざるを得なかった。
なんとか身体を起こして日記を書き始めることには成功したが、わりとギリギリと言ってもいい。思っていたよりも体調の戻りが悪い。

 

困っているのは、これがワクチン接種の副反応によるものなのか、体力がないゆえに発生するいつもの不調なのか、よくわからないという点だ。
前者であれば眠っていたらそのうち治るだろうという期待が持てるけれど、後者だとそう単純な話ではなくなる。
生活習慣と密接に関わる体調管理において、その崩壊を放置したままでは身体のコンディションも戻りにくくなる。
要するに気張って怠惰な癖を改善する必要が出てくるため、副反応のせいにしてしまったほうが楽なくらいなのだ。

何より大変なのは食事が十分に取れないところで、本来は起きて活動しているはずの時間の大半を睡眠に奪われている関係上、一日三食は不可能に近くなる。
昨日は夜に食べたが、今朝は早朝に就寝したため朝食はなく、昼に起きて昼食を摂取した後、目覚めて現在に至る。これから再び寝てもいいし、夕食を口にしてもいいけれど、食べた場合すぐには眠れないのでまた朝まで起きていることになるだろう。

もともと激痩せ人間であるのに、ここのところ露骨に体重の減少が見られるので、いよいよ危機感が高まってきている。
別に拒食症でもなんでもなく、目の前に食べ物があれば問題なく食べられるのだけれど、いかんせん食事そのものへの関心が乏しいために、気を抜いていると後回しにしてしまう。忘れてしまう。いつの間にか、どんどん痩せていく。基礎代謝が減って、ますます栄養を欲することがなくなる。
痩せの悪循環に陥ってしまっているのだ。
太っている人からしたら、非常に羨ましいことを言っているのかもしれないが、これはこれで相当につらいものがある。

食欲という生き物の本能が上手く働かなくなっているから、意識的に食べようとしないと徐々に死に近づいていく。
やや話は変わるが、私は結婚願望がなくパートナーを見つけようという意欲も一切ないため、子孫を残したいという本能もまともに機能していない。
いったい、なんのために生きているのか……一方で睡眠欲は延々と私を闇に誘ってくるから、本当に眠ることしか能がない、ただの睡眠botと化しているのが現状だ。

 

副反応の話に戻るけれど、日常的な身体の不調と大差ない謎の頭痛と気怠さを除けば、今のところ感じているのは腕の痛みくらいで、これもだいぶ楽になった。
結局、発熱は起こらなかったし、一般的に言われている諸症状の中では軽度なほうであったと認識して、問題はないだろうか。

懸念点は、軽めの1回目でここまで生活が堕落してしまうのだから、明確に具合が悪くなる可能性が高い2回目は大丈夫だろうかというものだ。栄養失調で死にかけるかもしれないというリスクが存在していて、それは一般人よりも遥かに高い確率で生じるように思われる。
死ぬリスクを下げるためのワクチンを打った後に、動けなくなって自ら死に向かってしまうなんて本末転倒だ。
なんらかの対策を講じなければならない。

ただ、大部分は長年かけて培われてきた私の面倒くさがりな性格が諸悪の根源であるため、改善案を考えたところですぐに身体が適応できるわけではない。
今のところは、接種後その足で実家に帰って、数日はお世話になるという手段が最も簡単な気がしているため、その方向で真面目に検討しようかと思う。