K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

未来に向けた回顧

久々の盛大な遅刻……というか更新遅れだが、こうなる最近の主な原因が夕方から寝始める狂った生活リズムにあるという話は、既に何度も書いてきたこと。
なんだかんだ寝不足が重なって限界を迎えた昨日は、日付が変わる前に布団に入ることができたのだけれど、このところ不眠症気味のため深夜に何度か目覚めてしまい、満足いく睡眠が取れないまま今朝は日の出のすぐ後くらいに起床した。
睡眠不足が解消されていないのに早起きしたせいで、まぁ夜まで起きていられないのは不可抗力だと考えるしかない。

 

どうにも今後の私がどうなるのか不明瞭な部分が大きすぎて、大胆な動きができないといく悩みがある。
まだ詳しくは書けない「例の話」に関連することなのだが、先月末に連絡を受けた段階では九月中旬頃に先方の案件が一段落する予定で、ようやく立て直しの打ち合わせを始められるかも……みたいな雰囲気だった。
半年前から延期に延期を重ね騙され続けている私は、もうあまり期待せずに待つスタンスでいるのだけれど、しかしながら遅かれ早かれスタートすることは確定しているため、諸々のモチベーションのバランスを保つのが難しいという側面がある。
実際、もう今月も半ばに差しかかっていて、約束の「中旬」の真っ只中だというのに、一向に続報が飛んでくる気配を感じない。また月末になって、やっぱり厳しいから来月、なんていう展開になるのは容易に想像がつく。

あちらの状況がどうであれ、流れている時間は一定であり、いつだって価値も等しい。
この手持ち無沙汰な境遇でさえなければ、余計な考慮に精神的リソースを割かれることもなく、もう少し日々の作業に対して前向きになれていたかもしれない。
言い訳になるのだろうか。確かに、自身に甘かった部分があることは否定できない。けれど、あまりにも中途半端な状態に置かれた私の心持ちは、もはや簡単には翻らないだろう。大まかに描いていた理想的な計画を、ここから一切の調整なしに進めていき、遅れを取り戻して捲っていくというのは、相当に難しくなってきた。

 

半年だ。おおよそ停滞していた期間を合わせると、それくらいの長さになる。
厳密に言えば昨年末からという見方もできるけれど、当時はそれなりに計画性のある生活を続けられていたのだから、やはり年が明けてしばらく経ってから調子を崩したと考えるほうがしっくりくる。
思えば、要因は様々だった。隣人の迷惑によりまともに睡眠が取れなくなり、体調がドン底まで落ちた。想像もしていなかった仕事の話が舞い込んできたかと思えば、聞いていた通りには進まず放置プレイをかまされる。同時期には時間泥棒である大ヒットゲームに出会い、今でもどっぷりハマっている。

こうして考えると、一人きりの孤独な生活を続けていながらも、私に影響を及ぼしているのは常に外部からの刺激だということに気づく。
あるいは外との接触を断つことにエネルギーを使っていれば、もう少し状況は違っていたと思うのだけれど、まぁ過ぎたことへの仮定は大して意味がないから深く分析はしないことにする。

半年分の遅れというのは、そのまま目標の実現が半年だけ遠のいたことになるから、考えるほどに痛手でしかない。
もちろん、その期間に新しく知見を広げることもできたわけだから、人生という長いスパンで捉えるなら完全に無駄とも言いがたいのだが、結局のところ人生に正解なんてないため、一見すると失敗だと思い込んでいる私の価値判断についても、諸説あるとは思う。
その是非を決めるのは未来の私であって、今ではないのかもしれない。

突き詰めると、人生は死ぬまでの暇潰しでしかないのだから、その時々で好きなこと、やりたいこと、楽しいことに時間を使うのも悪くはない。
唯一の正解を挙げるとしたら、とにかく後悔しないことが重要だ。
そういう意味では、選択ミスを積み重ねている現状に至ってもなお、それほど大きな後悔はしていないからセーフという理論が成立する。
しかしきっと、このままではいずれ後悔することになるとも思っているので、そろそろ重い腰を上げる時期が近い予感もある。
おそらく、ここから年末にかけてが正念場となりそうだ。