K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

下手に変えると全部壊れる

数日前から少しだけ食事のタイミングと量を変化させているのだが、定着する前に身体が悲鳴を上げた。
一日に二食、場合によっては一食という頭のおかしい食生活を続けていたせいで、三食に切り替えたことによる胃腸への負担が予想を超えていた。
この変化により食後の血糖値急上昇は確かに抑制できたかもしれないが、それ以上に調子が悪化してしまい、どうしようもなくなった。具体的にこう、というのはないのだが、どうにも元気が出ないのだ。

 

朝食から夕食までの三食を、完全な空腹時間を作らないように摂取する。
理論上は体重の増加に効果的なのだろうけれど、半日近く胃が休まらない状態が続くのは細身の私にとっては過剰なストレスだったようで、頭の働きは悪くなるし、眠くないのに横になっていないと怠くなるという不具合にハマり、過去にあまり経験のないタイプの苦しさを覚えた。
直接的な影響があるのかは定かでないけれど、睡眠時間も日によってバラバラで、自律神経の乱れ方は病的と言ってもいいくらいかもしれない。

というわけで今日は元の安定していた形に戻すために、いったん二食で済ませることにした。
血糖値関係の問題については、ひとまず食事のタイミングや、量とペースを調整しながら可能な限り抑えていくことにして、まず第一に優先すべきは体調そのものという話だ。
食べすぎなければ大して苦しくならないし、それが基礎代謝分に及んでいないのだとしたら長期的に健康を保つのが難しくなるとはいえ、消化能力が極端に低い私の場合は不足よりも過剰のほうが死活問題となることが、今回の件でよくわかった。

そもそも、もう半年以上も栄養失調になりかけみたいな生き方を継続していて、それでも今のところは体重減少以外に大きな懸念点が発生していないわけなので、いっそのこと体力不足で倒れるとか、何かしらの事故が起こるまでは無視してしまってもいい説すらある。
それが死に直結するほど高齢でもないというか、まだ分類としては若者に入るのだから、多少は甘えても大丈夫だろう。
仮に命が尽きたら運が悪かったということで、その場合は諦められる気がする。それはもう、ただ生命体に不向きな性格であっただけなのだ。

 

食生活と睡眠のバランスが崩壊した結果、早朝の運動に悪影響が出ている。
引きこもりでPCの前に居続ける人間にとって運動不足は常に解消すべき課題の一つとなっているわけだが、私は夏前から週に二度のハイペースな散歩を習慣にしていた。
30分程度で4km弱を歩く。歩くというか、半分くらい競歩のようなイメージなのだが、脚の筋肉を使って強く前進する心がけは、それなりの運動量増加に寄与していた自覚があった。

しかし、先週からどうにも実行できなくなっているのだ。
日の出より少し前くらいの時間帯にやることが多かったため、昼夜逆転気味の生活に合わせて、寝る前に散歩をすることが多かった。
それが最近は朝まで起きていられなくなり、モチベーションも噛み合わなくなって、再び運動不足の悪循環に陥ってしまっている。

鶏が先か卵が先か、みたいな話になるけれど、運動不足が進んだことで食事や睡眠のバランスが取りづらくなったのか、食生活の変化で体調が悪化したために睡眠や運動の習慣が壊れてしまったのか……後者であれば一日二食に直せば元通りになるだろうから楽なのだが、はたしてどうなるか。