K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

精神疲労

明日はヴァルゴ杯の決勝なのだが、毎度どうにも結果の記事が長くなりがちなので、ネガティブな側面については今のうちに吐き出しておこうという試み。
正直なところ、予選で何度も明確な格下に運負けする試合を引いてしまったために、決勝戦は不安しかない。
もちろん決勝進出自体は余裕ではあったのだが……勝率で考えると同じマイルのキャンサー杯に次ぐ悪さな上に、展開による運ゲー要素が大きすぎて何が正解かわからなくなった。

 

アオハル杯で必要なステータスを満たすことが容易となったせいで、自分よりも弱いはずの人間と差をつけられる部分が、継承による適性Sやスキルの充実が中心となった。
継承するかどうかは結局のところ運が向くかどうかでしかないし、運が悪ければ試行回数が増えるばかりで成果が得られない闇のゲームだ。
せめてその確率を上げて有利に進めたいと思ったので、今月は祖父母の代から相性を考慮した因子周回を延々と繰り返した。上旬はほとんど因子目的で育成を回していたし、これまでで最も時間を費やしたと言っても過言ではない。

決して運に恵まれたわけではないけれど、本育成を開始する中旬までには、いくつか有用な因子個体を作ることができた。
あとはトレーニングの上振れと、継承の上振れと、スキル獲得ガチャに勝利するだけ……なんて言うのは簡単だが、まぁ無理なわけで。
ステータスが高い時には継承で何も起こらず、芝SマイルSを手に入れた時には育成が下振れまくり、どうにも噛み合わないのだ。
逃げの育成ならそこに地固め継承という要素が追加されるため、一晩中やっていても育成完了するのは一回か二回か……運が悪ければ一度も最後まで進められない。
アオハル杯はURAよりも時間を要するために、シニア四月時点で成果が得られず「あきらめる」を押す度に、どんどんMPを消費していく。心が荒んでいく。
頻繁に挿入されるバッドステータス、やる気ダウンイベントに頭を破壊されて、いつしか脳死の作業と化す。もはや何も感じない。たまに赤因子を継承した時のみ、ちょっとやる気が復活する程度のもの。

確率の偏りの問題だとは思うが、トレーニングや継承の調子が良い時と、まるで手応えのない時がある。
やるぞ! と意気込んで始めたのに、まったく結果がついてこないとモチベーションが殺されてしまい、回復するまでに一眠りが必要だ。
睡眠は精神エネルギーを充填してくれるが、連日その不運が続くと、もう駄目だ。消費に回復が追いつかない。上手くいくヴィジョンが脳内から消失する。

 

育成が大変なのは先月までと変わっていないとはいえ、アオハル杯でユーザー全体のパワーが底上げされたことは無視できない。
それに加えて運ゲーになりがちなマイルという距離で、要求されるものは無限大。そこそこ悪くないウマが出来たと思っても、いざ走らせてみたら連戦連勝というわけにはいかず、脚質分布やレース中の乱数によっていくらでも結果が変化する。

運の良いやつが偉い。強い。もうそれだけなのだ。
以前から課金×時間×運、というゲーム性だと思っているが、今回ばかりは運の比率が高すぎて、どれだけ育成を続けても妥協しようという気になれない。手塩にかけて育てたウマたちを納得して送り出すことができない。
いくつか、やり込んでいる配信を見ても安定して勝てている人はいないし、みんな焦っている。なんなんだ、このゲームは。

さて、もう疲れてしまい最後の最後まで育成を回す気力は湧かず、エントリーを済ませてしまった。
あとは祈るだけ。人事は尽くした。