K's Graffiti

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チャンピオンズカップ2021予想

TwitterのTLに枠順の情報が流れてきて、もうそんなタイミングなのかと驚いた木曜日、なんだか年末に近づくにつれて時の流れを実感しやすくなるような気がしている。
今週末の競馬はダートGⅠということで、やや一息入れる感覚ではあるのだけれど、実のところ土曜日のほうが見応えがあるのではないかと思っている。
ダートについては芝よりも知識が足りないため予想しづらく、ボリューム不足になりそうだから、今回はステイヤーズステークスチャレンジカップについても軽く触れていきたい。

 

チャンピオンズカップ

数少ない中央のダートGⅠであるチャンピオンズカップだが、現在の中京1800となったのは2014年からであり、傾向から判断するにはデータが少ない印象を受ける。つまり、予想が難しいということになる。
人気薄の伏兵が馬券に絡んでくることも珍しくないため、先週のように上位人気で決着するレースに賭けるよりは、一獲千金を狙いやすい側面があるのも事実だろう。

現在のオッズは昨年の覇者チュウワウィザードが一番人気であり、成績や適性面を他と比較しても無視できないと思われるから、人気は妥当といったところだろうか。
飛んだらそれはそれで面白くなるけれど、基本的にはこの馬を入れた上でオッズ妙味のある買い方を目指したいところではある。

他者の追い切り評価や、一通り成績を眺めたイメージから、私の印は以下のようになった。

◎テーオーケインズ
エアスピネル
▲カジノフォンテン
▲チュウワウィザード
△インティ
△オーヴェルニュ
サンライズノヴァ
☆クリンチャー
注ソダシ

正直まったくわからないので、絞れていないのだけれど、先行馬が有利で大外が不利という情報も参考に、力のありそうな馬を選んだ。
個人的に、インティは実績のわりに人気がないので、評価を上げてもいいような気がしている。オーヴェルニュは馬場が渋れば◎といったところ。
ソダシについては、半々というか、走っても走らなくても納得できるから、あまり考慮しないで紐に入れておくくらいでいいかなと思った。
あまり賭ける気はないため、馬券は二頭軸で印に総流しの三連複にする予定だ。軸は直前まで悩みそうだが。

 

ステイヤーズステークス

はっきり言って、こちらもまったくわからない。チャンピオンズカップ以上にあれる可能性が高いように思う。レースレベル云々は詳しくないけれど、GⅡにしてはちょっと……という印象が拭えず、誰が勝ってもおかしくない。
そもそも3600なんて現代競馬において得意な馬はいないだろうし、ペースや当日の状態で大きく結果は変わると考える。予想をする意味なんてあるのだろうか。
ざっと馬柱を見た感じでは、飛び抜けた馬がいるようには思えなかった。こういう場合は、騎手で買ったほうがいい気がする。そんなわけで印は以下に決めた。

◎トーセンカンビーナ
◯ディバインフォース
▲カウディーリョ
△シルヴァーソニック

ここは勢いのある武史に委ねたい。
大して買うつもりもないので、私には珍しく単勝でいい気がしている。

 

チャレンジカップ

今週末のメインは、どちらかと言えばこのレースなのではないだろうか。
GⅢとは思えないくらい上位のレベルは高そうに見えるし、ステイヤーズステークスと格を入れ替えてしまってもいいくらいだ。
こちらの予想は、他と比べたら随分と楽だった。最初から推したい馬が存在しているし、三着に悩むだけの競馬だ。オッズ妙味というよりは、強い馬の走りを見たいという気持ちが大きいタイプのレースとなる。
そんな私の印は以下になった。

◎ジェラルディーナ
◯ソーヴァリアント
▲モズナガレボシ
△ヒートオンビート
マイネルウィルトス

結局、リーディング上位の騎手を買っておけば、そうそう間違いは起こらないのだ。今年、福永ルメール馬連が何度あったことか。
二頭の比較は難しいけれど、個人的に応援しているジェラルディーナに重い印を打つことにした。斤量分で有利もあるし、エリ女に出ていたら勝っていたような気さえする、GⅠ級の馬だと考えている。
一、二着は固定で、三着を他の印に流して臨みたい。

 

強い馬が多く出るGⅠの予想で様々な想いを馳せるのも一興だが、たまには全然わからないレースの展開を想像するのも悪くはない。
今回は、競馬を始めたての頃の初心にかえるような気持ちになった。