K's Graffiti

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スクワットの効果

脚の筋肉が貧弱になりすぎて行動力が落ちる一方なので、少し前から室内でできる運動ということで軽いスクワットを取り入れている。
今日は、スクワットを始める前と現在の変化について書いていくことにする。
まぁ変化とはいっても突然ムキムキになるわけではないので、まだまだ誤差レベルではあると思うのだが。

 

そもそも、もともとの筋肉量が少なすぎるため、一般的に推奨されるような筋トレのメニューでは、決して身体が保たないし継続して行うことは難しくなるため、負荷としては大したことがないかもしれない。
ダメージを受けた筋肉が回復するための猶予期間も取る必要があるため、毎日スクワットに励んでいるわけでもなく、どちらかと言えば、寝る前に体温を上げて眠りやすくする効果に期待している部分も少なくない。

さて、まず見た目の変化なのだが……特に何かが変わったというのは、客観的には見て取れない。
一応、主観的には座っている時の感覚などから、微妙に太ももの周りが太くなったような……気がしないでもないのだけれど、あくまで相対的なものであって、絶対値はガリガリの域を出ないだろう。
今後も定期的にスクワットを続けていくことで、はたして「普通」の見た目を獲得できるのかどうか定かではないものの、必ずしも筋肉を重視することが健康に直結するとは限らないとも思っているので、己の身体バランスと相談しながら、脚力を衰えさせない程度にメンテナンスしていけたらいいかなと考えている。

表面的な変化は感じづらいものの、スクワットを実施する際の出力に関しては、随分と改善されたように思う。
というのも、この習慣を導入した当初は、本当に動けなかったのだ。翌日どころか半日後には筋肉痛に近い症状が出て、まともに歩くこともできなくなるくらいだった。
それが、今では以前と同水準の負荷なら大して疲労が溜まった感じもしないし、筋肉痛にもならなくなった。
調子に乗って無理をすると下半身が使い物にならなくなるのは変わっていないけれど、運動不足によって下限近くまで失われていた筋肉が、多少は動くのに使えるレベルまで回復していると判断していいだろう。
つまり、たとえ低負荷であってもスクワットが無意味ではなかった、ということになる。
今後の負荷のかけ方については悩むところで、特に変える必要はないのか、より筋力強化に向けて努めるべきなのか、正解が見えていない。
結局、どこまでいけば不自由なく身体を動かせるようになるのかという話であって、あまり肉体的な不具合を感じることのなかった学生時代にも痩せてはいたのだから、無理をして体重の増量を目指すこともないだろうと思うのだ。

 

ちなみに、昨年の秋頃と現在の体重を比較すると、平均して1kgは増えたということだけ記録しておこう。
寒くなってきてからは散歩を一時中止しているため、秋の体重というのは最も運動できていた時期のものになる。当時は絞れていた、という見方もできるかもしれない。

スクワットで鍛えられる箇所は、もちろん散歩で使う部位と被ってはいるけれど、すべてが一致しているわけでもなく、本来ならどちらか一方ではなく両方を実践することで理想的な筋肉を身につけることが可能になるのだろう。
寒さに弱い私は、この季節に外を出歩くことなんてできないため、どうしても運動量が落ちる現実は受け入れなければならない。せめてもの抵抗として、脚の筋力を維持するために在宅で実現可能なスクワットを試しているところなのだが、歩行量が不足しているがゆえに、却って変なバランスで筋肉が付きやしないかと、若干の心配がないわけではない。
上にも書いたように、自身にとって最適な筋肉のバランスを把握することが、今後の課題となるだろう。