K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240501)

雨の中のかしわ記念を見ていると、あまりにも過酷な仕打ちではないかと思ってしまうわけだが、別に動物愛護の精神が突然に芽生えたというわけではない。馬も人も関係なく、雨の日は屋内でじっとしているに限る。今はオンラインで実現できる作業が増えてきたが、一昔前は人と人とのつながりは対面の関係性しか存在しなかったわけだから、想像してみると生きづらすぎて仕方ない。私は、きっと現代でなければ耐えられなかっただろう……とは思うものの、人間の逞しい適応力を考慮するなら、案外なんとかなるのかもしれない。
さて、特に書きたいこともないので、やや早い気はするけれど週末の予想でもしてみようと思う。GⅠの中ではモチベーションが低い寄りのレースではあるものの、今年は牡牝両方の2歳チャンピオンが出てくるということで、例年よりも注目度が高い気配を感じる。いつもレベルの低いレースだという印象を持ちがちだけれど、今年の出走メンバーからは、ちゃんとGⅠなのだという雰囲気が醸し出されているような気が……しないでもない。さすがに桜花賞皐月賞と比べたら落ちるのは仕方ないし、だからこそハイレベルなGⅠを経験しているであろう馬たちが人気を集めるのも当然と言える。
大荒れするイメージはあるものの、基本的には上位の馬を押さえておいて、あとは後方から差してくる人気薄を何頭かチェックしておけば、大きく予想を外すことはないのではないかと考えている。ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノは詰まったローテーションだけが不安材料で、実績面から切ることはできないだろう。ただ、2頭軸にすると面白味に欠けるかもしれないから、馬券を買うならどちらを重視するべきか取捨選択が必要かもしれない。ちなみに、復帰するルメール騎手の状態もまた懸念点ではあるものの、走るのは馬なので私は気にしていない。総合的に見るなら、アスコリピチェーノ本命が手堅いだろうか。
その他、個人的に気になっているのはノーブルロジャーとダノンマッキンリーあたりだが、これくらいの中堅どころなら展開次第で十分に3着以内を狙えるはずだ。また、展開がハマるという前提で考えるなら、現時点でブービー人気のウォーターリヒトも血統と脚質は悪くないので、チャンスありと見ている。
このところ週末は外出の用事があったり、生活リズムの関係で起きていられなかったり、なかなか競馬と向き合う時間が減ってしまっているけれど、もうそろそろダービーに向けて気持ちを高めていかなければならないので、今週から徐々に時間を割けるよう努めていきたい。