K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20241215)

このところ投稿動画の伸びが悪くモチベーションが落ちがちだったのだけれど、改善しようにも、ただYouTubeの気まぐれで表示されにくくなっているのか、それとも単純に動画の内容が悪いのか、どうにも判断がつかなかった。そもそも見てもらえないのだから内容以前の問題のように思うし、再生回数あたりの高評価率は特に大きく変わっている様子がない。つまり、問題があるとすれば動画を再生するまでの導線なのではないか……と仮説が立てられる。
タイトルやサムネイル、要するに動画本編ではなく大雑把な内容の方向性が、多くの視聴者が求めるものから外れている可能性がある。興味を引くことができなければ、あまり価値のない動画としてYouTubeに判定を下されて、おすすめ表示の候補にも上がらなくなることだろう。中身に凝るのは結構だが、まずは勝負の土俵に上がることを優先して考えたほうがいいのかもしれない。
そんなわけで、久々に若干の工夫を加えて新たに動画を投稿した。直近の何本かは手癖というか、ただの作業みたいな形で出してしまったので仕方ないと納得できるけれど、今回は意図的に視聴者の獲得を狙ったので、ある意味で今後の命運を左右する動画と言える。これでダメなら、正直なところ希望が見えないからだ。
動画というのは理論上、投稿後は永遠に再生数が伸び続けるわけだから、終わりも結果もない。現在進行系で数字が増えている対象をどこで区切るべきか悩むところだが、ひとまず投稿後24時間の動きだけで評価することにしよう。現状、新たな試みを加えた今回の動画は……無事に自身が納得できる水準で再生回数が推移している。爆発的に期待以上の視聴者獲得に至ったわけではなく、過去にも見たことのあるペースではあるのだけれど、それでも先月や先々月の不出来な動画よりは随分と勢いがあって気分が良い。
何度も制作した動画を見直した甲斐あって、おそらく編集ミスはゼロ。一部の表現にエネルギーを割いたこともあり、過去イチと言っていいほど見やすい内容に仕上がったという自負がある。おかげで普段よりも高評価率が高く、コメントを残してくれる人も多い。なんとなくではあるが、視聴者に動画ページを開いてもらえるような傾向は掴めた気がする。もっとも、毎度このような題材が転がっているわけではなく、ピンポイントで需要に応えられるような動画を制作するのは簡単な話ではない。きっと伸びないであろうとわかっている動画でも、投稿ペースを落とさないという目的で表に出すべきなのかどうか、きっと正解のない選択だ。
今回は運にも恵まれて狙いが功を奏したものの、継続して同じくらいの成果を上げていくのは、やはり弱小投稿者のままでは厳しく思える。内容を問わず、一定のチャンネル登録者数を誇る投稿者というのは、それだけで圧倒的に有利なのだ。私も地道に増えてはいる。ただ、増加ペースは明らかに落ちており、あまりにも道のりが果てしない。ひとまず来年の目標が一つは決まったということで、今後も趣味としてマイペースに続けていきたい。