K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240703)

動画制作において、単純に動画そのもののクオリティが重要なのは当然のことながら、アップロードして見てもらうという目的のためには、サムネイルを凝ることも肝要だ。YouTubeの機能で、動画中の特定の場面を自動的にサムネイルとして割り当てるものがあるけれど、よほど目を引く劇的なシーンであったり、情報量が十分だったりしない限りは推奨されないものと考える。より多くの人に再生してもらうには、動画を開きたいという興味を刺激することが必要なのだ。
動画投稿を始めてから、もうすぐ半年になろうとしている。チャンネルの成長という意味では、極めてマイペースに少しずつ実績を積んでいる形で、まだまだ有象無象の弱小YouTuberでしかないけれど、活動開始当初と比較したら変わったことは多い。最初の動画は、いまだに100再生にすら到達していないほどで、それは誰からも知られていない無名チャンネルの動画なのだから仕方ないことではある。動画の中身やサムネイルに関しても、現在の水準からすれば直したい箇所がたくさん見つかる。それが、今や3桁再生は余裕で、内容次第では4桁も安定して狙えるほどになった。もちろん、一定の需要に対する工夫があってこその結果であって、チャンネル自体のブランド力が高まったという話ではない。ただ、私の動画を見たことのある人間、という存在は着実に増加しているはずなので、知名度という点において既に初期よりも伸びやすい下地が出来ていることは事実だろう。
サムネイルの話に戻るが、実のところ私の作成するサムネ画像はプロからすると品質が低いのだろうと思う。完全に独学というか、何か教科書的な資料を参考にしたわけてはなく直感で作っているうえに、使用しているソフトがPowerPointWindows標準のペイントなのだから、どうしても高級感を出すのは難しい。いわゆるテンプレートからも、やや外れた印象を視聴者に与えているはずだ。本来ならPhotoshopなどの多機能なソフトウェアを活用すべきなのだが、所詮は趣味でしかない動画投稿に有償ソフトを用いるというのは心理的ハードルとなっており、あるいは他の無料ソフトにしても導入や慣れるまでの手間を考えると気が進まない。結局、探り探りで始めた頃の形で定着してしまったせいで、気軽に切り替えられなくなっているのだ。特に現状で困っていることもないため、必要に迫られないというのも大きい。
けれど、やはり後から一覧を見返した時に、どうしても過去に投稿した動画のクオリティ問題には直面することになる。現在進行形で制作している動画群も、数か月もしたら不満な点ばかりが目につくことだろう。だから近いうちに、気が向いたらサムネイルの作成プロセスを大きく変更するかもしれない。より素敵なサムネを用意できるようになれば、多少は再生数の増加にも貢献してくれるだろう。