先々月から始めた動画制作および投稿の趣味だが、動画の内容によっては4桁再生を取れるようになってきた。まぁ期待値は3桁といったところで、こればかりはチャンネル登録者数の壁もありそうだ。再生数が5桁に乗るためにはYouTube側の気まぐれが必要そうだけれど、そもそも初投稿では2桁で終わっているのだから、これでも大きな進歩と言える。
一本の動画は3分から5分程度の短いもので、慣れている人からすれば特に労力がかかっていないように思われるかもしれない。実際、最近は編集作業にも慣れてきて、以前よりは効率的に組み立てられるようになった実感がある。とはいえ、まだまだ素人もいいところで、即席でカップ麺を作るような手軽さはない。たとえ素材が手元に揃っていたとしても、細かいところで時間のロスが積み重なっているから、平均すると1時間で2分くらいの進捗が限度といったところだ。
しかし、実のところ最も苦戦しているのは動画そのものよりも、サムネイル作りかもしれない。これはパワーポイントで資料を作るのと似ているところがあるかもしれないが、とにかく重要なのはYouTubeの画面で視界に入った際に、わりやすく注目されやすい特徴を織り込むことだ。目立たないサムネイルでは同じような動画の中で埋もれてしまうし、単なるインパクトだけでなく文字の可読性にも気を遣わなければならない。場合によっては動画本編に匹敵するくらいクリエイティブな観点が要求されるから、サムネ制作自体は楽しくやれている。ただ、自分の中でテンプレートのようなものが固まっていないせいで、ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返すため、想像以上に時間を持っていかれてしまう。たとえば平均4桁再生を目標にするとして、もしチャンネル登録者が初めから4桁人いるのなら、こんなところにエネルギーを割く必要なんてないのかもしれない。しかし、弱小投稿者は隅々まで工夫を凝らさなければならないのだ。
そういう意味では無視できない要素であるチャンネル登録者だが、私は他人に何かを要求することが得意ではない……というか純粋に好きではなく気が進まないため、一般的な投稿者なら当たり前の常套句として動画に盛り込んでいるようなチャンネル登録催促の文言を、まったく取り入れることができていない。もう、ただ動画の中身だけで判断してくれという無言のスタンスだ。それでも現在2桁後半、もうそろそろ100人に到達しそうな雰囲気なので、ありがたい限りではある。
今後も動画投稿はマイペースに続けるつもりではあるため、また来月あたりに状況変化があれば書くことになるだろう。
