K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

二回目一日目

昨日の夜にワクチンの二回目を打ってきたのだが、それから一日が経過して明らかに一回目とは異なる症状が出ているため、軽くメモしておこうと思う。
担当してくれた看護師の腕は前回よりも悪く、注射の瞬間に肉を割かれるような痛みを感じたのだけれど、接種後に変化が表れたのは前と同様に日付が変わった後くらいだった。
注射を打った部分が徐々に痛みだす。まだ腕は上がるものの、動かすと微妙に痛むから、始まった、と思った。

 

早めに眠ろうと思ったのだけれど、そもそも昨日の起床時間が昼頃だったから眠気はほとんどなく、妙に湿度が高く暑かったこともあって一向に安眠できる気配がなかった。
少しずつ腕の痛みは増しているが、特に発熱するということはない。あとはもう、体調云々よりも不眠との戦いだった。

結局、眠りについたのは普段と変わらず早朝で、流石に気温も下がってきたので寝心地は悪くない状態だった。睡眠導入BGMとしての雨音は好きだ。
ちなみに気怠さは感じていたものの、単なる寝不足である可能性が高く、副反応という自覚はなかった。

昼過ぎになって、ようやく目を覚ます。
途中で何度か起きるチャンスはあったのだけれど、相変わらず外は雨で空気はどんよりとしていて、なんでもない時でも、こういう日は寝ていたいくらいだ。
これが、はたしてワクチンの影響なのか台風の低気圧のせいなのか、私にはわからない。
起き上がった瞬間から猛烈に不快感を覚えた。
まず腕は上がらないし、これは大袈裟な表現ではなく本当の話なのだが、水平以上の高さに持っていくことができず、この時点で確実に一回目よりも重い反応が出ていることがハッキリした。
熱は……微熱と言っていいものか、平熱が36.6℃くらいなので微妙だけれど37℃くらいまで上がっていた。
加えて全身に絡みつくような倦怠感は、大昔に風邪を引いた時を思い出すようなしんどさで、我慢はできるもののすっきりしない状態が続くのは、不愉快という一言に尽きる。

そのまま、大きな変化がなく数時間が経過したけれど、夕方の入口くらいの時間帯になって頭痛が目立ち始めた。
頭が重くなり、身体も追従するように動きが緩慢になる。
無理をする意味はないし、横になったほうがいいと思った。
布団に入ると、昨晩の寝苦しさとは対照的に、すぐ入眠することに成功し、次に目覚めた頃には外が暗くなっていた。

不調を訴えるなら、現時点では頭痛が最も重い。
体温には特に変わりがなく、身体の怠さも相変わらず。ただ、いつも低気圧の度に感じるような頭痛だけが、私の平穏を脅かしている感覚があるのだ。
ワクチンが悪いのか、台風の影響なのか、複合的に全部くらっているのか、自分のことなのに全然わからない。

 

明日になれば気圧の問題は解消されるはずなので、純粋に副反応というものを楽しむことができるだろう。
今夜、寝て起きたら元気になっている気はしないけれど、やはり具合が悪いのは具合が悪いので、短期間で治るのならそれに越したことはない。
先ほど寝たばかりなので、また朝まで眠れない可能性もあるけるど、まだ考えないことにする。