K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

あの日から一年

身の回りの環境を一新するべく一大決心をして、ついに別れを遂げたあの日から、今日でちょうど一年となる。
こうして振り返ってみると、やはりあっという間だったという感想が最初に出てくるけれど、実際のところは紆余曲折あったわけで、一瞬で過ぎ去ってしまったという感覚はない。
日々の細々とした出来事や思考については毎日の日記に残しているから、様々な迷走があったことはいつでも思い出せる。まぁ長すぎて、わざわざ読み返すことはないけれど。

 

一年が経ったことに対する大きな感慨というのは特になくて、これ以上は書くこともない。
ただ、もうそんな時期か、と思うだけ。
月末ということもあって、なんとなく何かをまとめたい気分なので、一応これまでとこれからについて簡単に流れを備忘録的に残しておこう。

一月末に、知人から某案件を手伝ってほしいという連絡が入ってきたのが、今年の最初のポイントだった。
二月から三月にかけては何度か会って方針について話し合ったけれど、四月以降は緊急事態宣言による計画の狂いなどから上手くスケジュールが回らなくなり、複数のプロジェクトを抱えていた先方は、優先度の低い私との案件を後回しにした。
結果的に現在まで凍結中で、先月の見込みでは九月半ばから再開したいという話だったが、今のところ具体的に何かが進んだというわけではない、ちょっと微妙な状況となっている。
こちらから催促したほうがいいのか、再び連絡を待ち続けたほうがいいのか、どちらが正解なのかわからないけれど、諸々の制限が本日をもって解除されることから、来月の動向には期待したい。
念のため、明日になっても声がかからないようであれば、状況を尋ねるLINEくらいはしようかと思っている。

その案件とは別に、私が個人で進めようと思っている計画がいくつかあって、一年前にざっくりと考えた予定が問題なく達成できていれば、もしかすると今の生活は少しばかり変わっていた可能性がある。
大きな枠組みで言えばフリーランスということになるから、まぁ自分の能力を売り出していくということ、つまり仕事を得るという話になる。
現実的には、余暇の使い方が下手すぎて予定通りに進むなんてことはなく、このペースだと大きな変化が期待できるのは来年の後半か再来年くらいになりそうではあるが、急に覚醒して半年以内に目まぐるしく状況が変動する望みも捨てきれないから、素直に頑張るつもりだ。
上に書いた案件との兼ね合いもあるけれど、本質的には気力と体力とモチベーションに左右される部分がほとんどなので、集中しやすい秋という季節は気合い入れるのにちょうどいい。

 

そんな感じで、心の半分くらいは不安が満たしつつも、しっかりと希望も持っている私は、これから二回目のワクチン接種に挑もうとしている。
十中八九、発熱を含む体調不良に数日間は苦しむことになるだろうから、月初から出鼻をくじかれる形になって気持ち悪いけれど、こればかりは仕方ないことなので受け入れるしかない。

今夜はまだ大丈夫だと思うが、明日から明後日にかけて不調のピークを迎えるはずなので、しばらくは日記が接種後の経過報告みたいな内容になりそうではある。
拍子抜けするくらい軽い症状で済むのが一番ではあるけれど、運任せだからなんとも言えない。
損をした気分にならないように、土日の休み明けくらいまでは潰れるものと考えておきたいところだ。