K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

暑い

気がつけば四月最終日、室内の気温は30℃近くまで上昇し、うっかりしていたら熱中症になりかねない暑さを感じる日だった。
まだ時季的に冷房を稼働させるほどではないような気もするのだが、健康とか作業に向かうモチベーションとかを考慮すると、快適な環境を整えることを躊躇う意味はあまりない。
夜になれば比較的涼しい気候へと変わるのが初夏のいいところで、今は窓を開けて夜風を楽しんでいる。
明日以降も夏の陽気が見え隠れするようなら、およそ一か月ぶりにエアコンに頼ることを検討しよう。

 

体質的に昔から冬が苦手なので、寒さを感じる必要のない季節は好きだ。
暑いからといって、別に否定的な感情になるわけではない。とはいえ放っておくと喉はカラカラになるし、脱水症状に陥って頭痛や気怠さに悩まされた経験も多いから、気軽にできる対策は生活に取り入れていきたい。
基本的には文明の利器によって解決される問題ではあるけれど、寒さに弱いという性質から冷房の風に負けてしまうことも少なからずあり、ただ室内を冷やすだけでは快適な状況になるとは限らない。
昨年も同様の考えから試行錯誤してみたのだけれど、これまでの人生になかった革新的なアイデアによって随分とストレスが減ったような気がするので、今年も積極的にやっていきたいと思った。

Twitterで調べてみたら、普段の習慣にしている人も複数見つかるくらいなので、革新的というのは主観的な意味でしかない。
もしかしたら、実は一般的に当たり前の行為なのかもしれないし、そうでなければ異常者扱いされる可能性もある。
まぁわざわざ公言するメリットもないので実態は不明だけれど、観測範囲においては少数派だったから、変態的な行為だと思っておいたほうがいいかもしれない。

簡単に言ってしまうと、ノーパンで過ごすことだ。

ノーパン健康法という言葉があるくらいなので、怪しいことをしているわけではない。
単純に、下着の締め付けによる圧迫感からの解放と、通気性向上による蒸れ防止、結果的に生まれるのは下半身の自由だ。
特に夏は熱がこもり、汗によってパンツが常に湿っていることも珍しくないため、ノーパンを導入することで一気に悩みが解消される。

初めは、これまでに感じたことのない開放感ゆえに落ち着かず、ただの歩行にすら強烈な違和感を覚えたものだったが、慣れてしまえばもう以前の状態には戻れない。
もちろん自宅限定ではあるけれど、外に出る際に下着を着用するのが面倒で面倒で、けれどノーパンのまま外出するのも憚られるので渋々……という感じになる。
今は週に一、二回しか外出しないから、夏の間はそれなりに快適に過ごせることだろう。

冬は流石に寒さが厳しく、お腹が冷えてしまって難しいので、実施期間はおよそ四月から十月くらいまでの半年間。
思えば昨年、とある回数が爆発的に伸びたのがその期間で、その最も大きな要因はノーパンに切り替えたからなのかもしれない、などと考察してみる。他にも原因はあるような気はするけれど、それにしてもあの勢いは凄かった。*1

*1:下着がない分、動くと必要以上に擦れて刺激を受けるため、非常に頻繁に、妙な気分を催すことがあるのだ。