K's Graffiti

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生存記録(20240523)

まだ数日あるけれど、ダービーが近づいているので予想していこう。直前になると様々な情報に惑わされて考えがブレてしまうため、現時点での直感を書き残しておく意図がある。
先週のオークスは文句なしの的中ではあったけれど、人気馬決着ということもあり当たった人が多かっただろうから、正直なところ的中した気持ちよさという点で言えば、大したことがなかった。今週も鞍上を含めて似たような勢力図というか、馬券に絡みそうな馬の選び方は似た形になってしまいそうではあるものの、牝馬よりは牡馬のほうが各馬の能力差が小さいと思っているので、多少の荒れ狙いでも期待値は悪くなさそうな気がしている。
そんな私の予想だが、二冠を目指すジャスティンミラノは、やはり消すことができない。レコード云々はともかく、皐月賞を勝っている時点で世代の中で能力上位なのは確実であり、過去のデータを見ても皐月賞好走馬の成績が抜群に良いのがダービーというレースだ。確実に勝てるレベルかというと、個人的には疑問視したい感覚はあるものの、他馬との比較で総合的に判断するなら軸向きではあると思う。ステレンボッシュみたいなものだ。なんとなく、何かに差されて2着というイメージが頭の中に出来上がってしまっているが、それでは1着がどの馬になるのかというと、それはまた別の話となる。
先週と同じく注目しているのはルメール騎手が乗るレガレイラで、こちらもチェルヴィニアと構図が似ている。前走では実力を出しきれず敗北し、けれどポテンシャルへの確かな期待感とルメール騎手への信用で人気を集めている。ただ、牝馬同士の競走となるオークスとは違って紅一点、ウオッカ以来の勝利を目指す立場にあるわけだから、自信を持って本命とは言いにくいところがある。数年前のサトノレイナス牝馬の中では抜けた実力があったけれど、牡馬に混じったダービーでは馬券外に敗れてしまった。いや、そもそも混合のホープフルステークスを勝利しているとか、内枠を引いたので距離ロスなく立ち回れるとか、レガレイラを支持できる要素はあるけれど、一応は飛ぶパターンも考えておいたほうがよさそうに感じる。
他に要注意だと思っている馬は、まず皐月賞で僅差の2着であるコスモキュランダ、上がり上位の脚で4着のアーバンシック、あたりだろうか。コスモキュランダは中山で好成績を上げているから東京は合わないと見られているのか、なんだか舐められていてオッズ妙味がある。アーバンシックはレガレイラとほぼ同血配合で、レガレイラを評価するならこちらも買わなければならない。ノリさんが何をしてくるかわからないダノンデサイルも場合によっては可能性がありそうだが、除外明けの馬に無理をさせるだろうか。調教は良かったようだが、取捨が難しい。もう一頭のダノン、ダノンエアズロックも弥生賞をなかったことにすれば素質だけで買える要素はあるだろう。モレイラ騎手だし、無視しにくいところはある。
他にもシックスペンス、シュガークン、など展開次第では3着以内はありそうな馬が多く、2頭軸にするにせよ3列目が決まらない。また土曜にでも最終結論を書くつもりだが、無理に絞らず広めに買うのが正解なのではないかと思い始めている。