K's Graffiti

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大決戦シーズン10・ヒエロニムス(市街地)結果

3周年直後の総力戦以来となるヒエロニムスだが、市街地での開催は一年以上ぶりなので、随分と久々な条件での戦いだった。前回の市街地ヒエロニムスが行われた時には、まだ戦力が整っていなかったこともあり私はチナトロ未所持、しかし大決戦だからボーダーは激しくならないだろうと思ったので、それほどモチベーションは上がらなかった。
Tormentにおいてはアタッカー不在を不安視する声もあったけれど、シールドによるワカモ介護で十分に攻略可能で、TAはともかく倒すこと自体は難しくない印象だった。今回からランキングシステムに変更が入ったものの、所詮は大決戦、一定の戦力さえ揃っていれば適当に流してもチナトロが取れる水準だったように思う。

 

ヒエロニムスは初期のボスだけあってギミック自体はシンプルで、いかに早く緑色の聖遺物を起動できるかがポイントとなる。
防御力が高めではあるけれど、Insaneなら紫色の聖遺物による効果と水着シロコのデバフで十分なダメージが出るようになるし、面倒なのはウルガータのランダム要素くらいのもの……それもチナトロ圏内に残れるスコアを目指すだけなら妥協してもいい。
Tormentは耐久力が増すため厄介ではあるけれど、今回も特殊装ビナーと同様に防御無視のワカモEXが輝いており、多凸できる戦力さえあればクリア難易度は高くなかったと言っていい。その多凸が面倒なこともあってクリア者は8,000人程度、そもそも参加者が40万人をギリギリ超えたところなので、どうしても総力戦と比べると盛り上がりに欠ける感は否めない。
なんでもいいから1戦でもクリアすればランキングに載るよう仕様が変更されたにもかかわらず、この人の増えなさは不思議で仕方ない。参加するだけで10連チケットが貰えることを知らないなんて人は、さすがに減ってきているだろうに……やはり最終日まで温存できるシステム自体に問題があるとしか思えない。

最終的なチナトロボーダーは82,773,760、クリアタイムにして合計8分46秒167、各属性の平均は2分55秒程度ということになる。
手持ちの都合でベスト編成を組めないという人でも、爆発属性の火力が抜けているため、他の2属性に苦戦したところで多少は余裕があったはずだが、そもそも聖遺物を効果的に起動して与ダメージ増加を図るという戦法を理解していない人が、実際のところ大半ということなのだろうか。理解に苦しむ。

大決戦S10市街地ヒエロニムス編成

総力戦は狙いにいかないと3桁順位に残れないことが多いけれど、大決戦はそこそこ頑張る程度で3桁が安定するようになってきた。
先日、セレチケで入手したココナちゃんのおかげで楽できたところもあるので、もし自前で持っていなかったら3桁は無理だったかもしれない。
なお、セレチケで入手後に復刻ピックアップされるというタイミングの悪さではあったが、今は3.5周年に向けて石を温存したい時期なので、いずれにせよ引きにいくことはできなかっただろう。シュンを逃すのは惜しいけれど、それこそ次のセレチケで確保すればいい。

以下、各属性について軽く所感を書いていく。

軽装備
ドレスヒナでも2770に乗るチャートがあったようだけれど、やはり簡単に高スコアが出るという点で水着ノノミには及ばない。
実は、まともに水着ノノミを使ったのは今回が初めてだったので、スキル発動のタイミングなどは探り探りだった。他人の動画をコピーすれば考える必要などないとはいえ、楽である一方でゲームを退屈にする行為でもあるため、できれば自力で攻略したいという気持ちが強い。
突き詰めていけば結局スキル回しなどは同じところに収束するとはいえ、編成以外のヒントを得ずに正解に辿り着くことにこそ快感がある。
相変わらずキャンプハレは星3運用だし、ココナちゃんにWBを投入することもなかった。最速を目指すわけではないから、これくらいの妥協ラインで十分に満足できる。

重装甲
人によっては最も大変だったと感じてもいいくらい、運要素の多いTAだった。
最終的には落としチャートが最速となっていたが、その前提というか妥協というか、2765前後を出すためのTLもココナちゃんのNSのタイミングやウルガータによって左右されるため、とにかく試行回数が重要だったと言える。
個人的には、先日のホドで固有3にしたカズサにまた活躍の機会が巡ってきて嬉しかったというか、わりと楽しめたほうではあるけれど、これが大決戦の1属性ではなく総力戦だったら間違いなく過酷な戦いになっていただろうから恐ろしい。

特殊装甲
問題は、体操服マリーを育てるかどうかだった。昨年の秋、体操服ユウカを引いたついでに入手したキャラだったのだが、現状は回復力が過剰ということもあり、今回のヒエロニムスのような舞台でしか出番がない。
要するに、特殊装甲ヒエロニムスのTorment攻略を楽にするだけの目的で育成リソースを使えるかという話だ。
結論から言えば、使わずとも2凸クリアさえ可能ではあったのだけれど、やはり安定感が違う。難易度が下がるだけでなく楽に高スコアも出るということで、持っているなら使わない理由はないくらいだったと思う。
正直、育成リソースがカツカツなので温存したい考えはあった。ただ、それ以上に今回はモチベーションの関係で苦戦したくないという気持ちが勝ったので、素直に体操服マリー編成で楽をすることにした。
ワカモの使い方が下手すぎて残念ながら3940には乗せられなかったけれど、これもまた総力戦であればちゃんと詰めていた気がする。私も他人のことをとやかく言えないかもしれない。

 

次回の総力戦は、既に告知されているように久々の屋内ゴズだが、またワカモが大活躍しそうな雰囲気しかない。
予想では1凸撃破は難しいと思うけれど、おそらく2凸で簡単に攻略できるためボーダーはどうなることやら……ただ、もともとゴズというボスは持ち物検査が強めというか、有用キャラが限定ばかりということもあって、3周年前後から始めた人には厳しいだろう。
ブルアカの勢いが維持されているという前提だけれど、おそらく3.5周年の後、秋頃からがより一層、ボーダーが過酷化するタイミングだと思っている。