K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240702)

散髪に出かけたのだけれど、以前の反省から今回は予約時間を朝イチにした。やはり混み合う時間帯だと顧客一人ひとりに対する集中度合い、丁寧さがどうしても欠けてしまうところがあり、施術後の満足度が低下する傾向にあるのだ。実際、急いでいたのか余裕がなかったのか、細部においてかなりの雑さを感じる仕上がりだったので、複数の予約が重なるであろう時間帯にはもう二度と行くまいと誓ったのが前回の出来事だった。
他に客のいない早朝、開店直後に赴いたところ、目論見通りのサービスを受けることができたように思ったけれど、その丁寧さに反して所要時間自体は最短と言ってもいいくらいだった。通い始めてから何年も経っているわけで、同じ人を指名し続けているのだから慣れも当然あるのだろう。ただ、今日に関しては一日の最初の客であったこと、他に注意を向ける対象がいなかったことから、極めて効率的に施術が進んだものと見受けられる。美容師も人間であり、時間帯によっては疲労が溜まるだろう。特に午後なんかは忙しくなることも影響して、徐々にパフォーマンスが落ちていくに違いない。そうしたネガティブな条件を取り払ったところ、こちらが不満を覚える余地が一切なくなったのだろうと思われる。
あまりにも素晴らしい手際に、むしろ手抜きではないかと疑ってしまったのだが、あらためて帰宅後にチェックしてみると、何も言うことはなかった。おそらく前回よりも短時間で済んだにもかかわらず、確実に出来は上回っている。今後、美容院に行く際には、開店凸以外したくないかもしれない。
実は、早起きしたわけではなく、夜中に起床して朝まで活動していた末の外出だったので、帰宅してからの私は身体が使いものにならなかった。ただでさえ半日も起きていれば、強烈な睡魔を伴って昼寝を要求してくる肉体なのだ。そのうえ短時間とはいえ外を出歩いたわけだから、動けなくなるのは当たり前の話だった。今週は今のところ他に予定が入っいないため、しばらくは規則正しい生活リズムなんてものを意識せず好きなだけ眠ることができる。ただ、ここ数日は妙に睡眠の質が悪くて、あまり疲れが取れた気がしない。適度な運動でもすれば、気持ちよく眠れるようになるのだろうか。