K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240804)

指定時間の荷物受け取りを予定していたのだが、寝過ごしてしまった。昨日、限界を迎えるまで眠らずに起きていようという話を書いたけれど、自身の想定よりも早い段階で眠気が強くなってきたのだ。せめて荷物が届くまでは頑張ろうという意識に切り替えていたのだけれど……到着したら音で気づくだろうと思い、なんとなく目を瞑ったところ、一瞬で数十分が経過していた。ふとインターホンに目を向けると、ランプが点灯している。実はあのピンポーンという独特の呼び出し音が好きではなく、普段から鳴らない設定にしているため、睡眠状態では反応するのが難しいという事実はある。ミュートにしていても映像が表示されるタイミングで僅かにカチッと機械音が発生するため、覚醒状態なら問題はないのだが……しまった、と思ったが過ぎしまったことは仕方ない。まだ睡眠欲が満たされたわけではなく、当日に再配達の依頼をするのも仕事が増えて大変だろうから、今日のところは諦めて翌日に回すことにした。
横になったわけではなく、椅子に座ったままの状態で気を失っていた。過去にも同様の事象がないわけではないけれど、滅多にない珍しい出来事ではある。相当、睡眠負債が溜まっていたのかもしれない。受け取りに失敗したことを確認してから素直に寝床へと向かったが、あっさりと再び眠りに落ちた。一度、目を覚ましたにもかかわらず、あまりにもスムーズな入眠だった。これもまた、珍しい。
夕方から眠り始めて、日付が変わった直後くらいの時間に起床した。別に長時間というわけではない。むしろ、就寝前の状態からすれば足りないくらいで、寝ようと思えば翌朝まで継続できる感覚はあったけれど、寝すぎるのも却って身体のバランスを壊しかねない。というわけで、微妙に眠気が残りつつも、あらためて一日のスタートを迎えることになった。普通、一日の始まりというのは朝の目覚めからだと思うのだけれど、私の場合はそれがすっかり夜中になってしまっている。もちろん寝起きが始まりという点は同じだが、昼夜逆転に慣れすぎて、夜に寝て朝に起きるという流れが一向に実現しない。ほとんど日光を浴びない生活が不健康なのは知っているけれど、睡眠欲という自然な欲求に従うとこうなってしまうので、意図的に改善を試みるのは大変そうだ。