K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

絶不調から調子が下がっても絶不調

本来の予定では今日のうちに帰ろうと思っていたのだけれど、想定以上に体調が芳しくないため、実家での休養を一日延長することにした。
そういうわけで、特に書くほどの出来事はなく、眠気も限界だから、もう布団に入ろうと思う。

 

そもそも、静かな環境で休める実家だったはずなのだが、寝不足に寝不足を重ねていた昨晩は、やはり過食後ということもあって胃の具合を考慮して夜更かしせざるを得ず、さらに眠気の波を乗り越えた先にあったのは、入眠までに時間を要する精神状態だった。
一度、タイミングを逃して交感神経が優位になってしまうと、再び副交感神経を引っ張り出すには苦労する。
いざ横になって目を瞑っても、身体は頭も身体も意志に反して休まろうとしない。困ったものだ。

もはや連日の習慣と大して変わらない早朝に差し掛かった頃になって、ようやく意識が現実と睡眠の狭間に侵入することに成功した……ような気がする。
己の睡眠状況について客観的に観察することはできないため、前後の時間からおおよその推測しかできないのだが、それが4時台であったことは確かだろう。
普通に考えて、特に目覚ましアラームなどを用いなければ、少なくとも正午前後までは眠っていられるはずだった。
それがなんと……なんと、7時に起きてしまう羽目になる。

自ら、そんな早起きを選んだわけではない。だって、積み重なった睡眠不足のコンディションが、たった3時間で解消されるはずはないのだから。
身体が満足するまで眠ることを許可されたら、夕方くらいまで横たわったままでも不思議ではない体調だった。
なぜ起きてしまったかというと、それはもう、実家には私一人ではないからという環境要因に他ならない。
私は、普段から隣人の生活音を睡眠妨害と認識してしまうくらい、物音に敏感で極端に神経質な人間なのだ。朝方に、私の眠っている部屋に家族が入ってきたのだけれど、とりわけ慎重というわけでもなく、普通に扉の開閉音や足音は立つ。それは、私の睡眠状態を破壊するには十分な威力だった。

眠くて仕方なくて、深い休眠を欲している。そんな状態でも、近くで音がすれば途端に現実世界へと引き戻されてしまうのだから、もう呆れるしかない。
野生の自然界では優位に働く性質かもしれないが、安全が確保された人間界の生活においては明らかに不利でしかない。
どうして、こんなに人間適性が低いのだろう。

 

今日は昼から夕方まで、YouTubeで見たいライブ配信があった。起きた瞬間から目蓋が重い感覚はあったものの、二度寝する気分にもならず、睡眠欲以外の欲を優先することとなった。
三日連続の不眠デバフに、流石に体力の限界を感じつつ……どうにか寝落ちすることなく夕方までは意識を保つことに成功した。
あとはもう、眠気に任せて気絶するだけだ。
まぁそう簡単に事は運ばず、自宅で一人なら迷いなくベッドに倒れ込んでいるところだけれど、ありがたいことに実家では確実に夕食が用意される。出されたら、ちゃんと食べなければ気が済まない。そして食後は、いつものように時間を空けなければ横になれなくなる。

何度も意識を飛ばしかけながらも、およそ数時間、消化のため睡眠欲に抗い続けて、そんなことをしていたら昨夜同様に眠気のピークを過ぎてしまった。
ただ、一日分の睡眠状態が上乗せされていることもあって、今夜は目を閉じれば、眠れるまで長くはかからないだろうという感覚がある。
まぁスムーズに眠れない悩みは依然として抱えているけれど、日記という日課を翌朝に先延ばしにすることなく達成できたので、むしろこの一時的な眠気の解消は助かったかもしれない。
今度こそ8時間近くは眠って、明日は元気な気持ちで一日と向き合えるようになりたいものだ。