K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

寝正月

新年あけまして……というところだが、あまり新年感がない。このところずっと、毎日が日曜みたいな生活をしているから曜日感覚もない。
もう少し刺激があるといいなと思いながらも、そういう刺激は外に求めるものではなくて、自ら作り出していくものなのではないか、などと感じる。ちょうどいいから、今年の恒常的な目標の一つにしてしまいたい。


数年ぶりの長時間睡眠だった。
前日、徹夜をしてしまった影響もあり、なんとか年明けまでは頑張って意識を保っていたものの、2時くらいに限界を迎えた。布団に入ると、ほとんど一瞬で睡眠に突入したようなので、寝るまで30分近くかかる普段はどれだけ無理やり眠ろうとしていることか。

一応、アラームはセットしていた。10時半くらいに。2時から10時半なので、もともと寝不足だとしても十分だろうという考えからだった。
結果はまるで役に立たず、止めた記憶は朧気に残ってはいるものの、まったく起きようという気概がなく二度寝に入る。その後も何度か時計を確認したような覚えがあるのだけれど、最終的に自然起床に至るまで布団から出ることはなかった。

覚醒した時間はおよそ16時。完全な連続ではないにせよ、なんと14時間も眠っていたことになる。これには正直、驚いた。
極度に疲れた日だったり、徹夜明けだったり、何かと身体に無理をさせた日の睡眠は長くなることが多い。とはいえ、せいぜい10時間くらい眠れば起きてしまうことが多かったので、14時間というのは印象的だ。
過去にも同様の長時間睡眠を経験したことがあるけれど、不思議なことに、いずれも14時間が上限だった。最も古い記憶では小学生の夏休み、最近では三年くらい前の夏コミ最終日の翌日。
なんだか年々、眠ったわりには回復していないという感覚が強くなっている。それだけ年を取ったということなのか。

気づけば夕方という時間帯で、今日はもう何もできないだろう、また数時間後に眠るだけだろうと思った。
14時間も寝たとは思えないほど、いまだに身体が怠いのだ。頭がすっきりしない。思考も冴えない。
寝すぎという可能性も十分にあるけれど、やはり徹夜の分のダメージが考えていたよりも大きかったのではないかと思う。
このまま普通に夜は眠って翌朝しっかり起きることができれば、身体も頭も生活習慣も、元に戻るだろう。そんな気がする。


長いこと友人に会っていないから、たまには誰かと遊ぶということをしてみたいものだ。
しかし世の中の状況は微妙な感じなので、今年はますます孤独を極めそうで……まぁ孤独は嫌いではないのだが、単純に日々の生活が単調になりがちだから、もっと気分転換をしたいのだ。
友人に会うことは、実のところ最高の気分転換になると気づいたので、数か月前から友人に会える機会が訪れないかと、うずうずしている自分がいる。

小規模の新年会とか、誰か企画してくれないものだろうか。
相変わらず私は内向的で、決して自ら声をかけることはないというこの性格は、これを機に変わるなんてこともなさそうだ。