K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

睡眠障害

あまりにも睡眠関連の問題が多いから、過眠症のような状態に陥っているのではないかと危惧する。
睡眠中毒と言ってもいいくらいに、自らのコントロールが利かなくなってしまうのだ。こんなこと、今までにはなかった気がする。
とはいえ予定のある日は不思議と体調管理が上手くいくし、現時点では実生活上の悩みとしては程度が低いため、わざわざ病院に行く必要性を感じない。ただ単に、眠りすぎだろうと思うだけだ。

 

類似する経験を過去の記憶から引っ張り出してくるとしたら、小学生か中学生時代の夏休みが思い当たる。昔から友人が少なくて休日は家にいることが基本であったため、起きなければ、という意識に精神を圧迫されることが滅多になかった。
長期間の休みに入ると気持ちが緩んで、次第に睡眠管理が疎かになる。夜更しは当たり前で、午前中に目覚められないこともしばしば……なんだか、考えてみると今の私と大差ないような感じだが、ともかく一日中眠り続けていた、という日が珍しくなかったのだ。

昨日の出来事は昨日の日記に書いた通りだけれど、要約すると一昨日の夜から徹夜状態で、昼前に30分だけ仮眠を取ったものの、睡眠不足で夜まで頑張ったという流れだった。
実際、日記の更新時間を過ぎて間もなく、22時台には就寝している。
予定では、そのまま朝まで熟睡するはずだったのだが、夜中の2時台に眠りが一気に浅くなってしまったらしい。4時過ぎには半覚醒状態を自覚するくらいになって、もはや睡眠を維持できなくなった。
原因は地震だ。後から調べたところ、大した揺れではなかったみたいだけれど、眠れる身体を刺激する働きは一瞬にせよあったように思う。ぼんやりと頭に残る、あの感覚。確かに私は、地震によって目が覚めてしまったのだ。

もともと睡眠時間が不足していて、しかも夜に眠るのが得意ではないのだから、こうなってしまうのも仕方ないのかもしれない。
6時には諦めて布団から出てきた私は、今日こそは健康的な一日を送れるぞ、と思い込んでいた。残念ながら、昼になる前に身体が横になりたい意思を訴えてきたわけだが。
朝の寒気に応じて、身体が温もりを欲していたというのも一因として大きい。時間をかけて暖房に頼るよりも、布団を被ったほうが効率が良いのだから。
数時間ぶりのベッドは夜間のそれとは感触が異なる。スッと意識が遠ざかっていき……気づいた時には18時を過ぎていた。

あらためて計算してみると、昨夜の22時半頃に就寝し、今朝の4時に起床。この間の睡眠時間は約5時間半となる。
そして今日の11時頃に就寝し、夕方18時半頃に起床。この間の睡眠時間は約7時間半となる。
合計すると、およそ13時間だ。なるほど確かに、徹夜の反動としては妥当と考えてもいいくらいかもしれない。
本当は夜中に目覚めず、10時頃まで眠り続けるつもりだったのだ。失敗を取り返すために分割して睡眠を取ったと思えば、異常でもなんでもない……なんてことにはならないだろうか。
合計睡眠時間は同じでも、目覚めるのが午前中と夕方では翌日以降に与える影響がまったく違う。今夜は、またしても上手く眠れないだろうし、仕方なく朝方に布団に入るとして、起きられるのは少なくとも午後、下手をすると夕方になる。本来なら取り戻せたかもしれない生活リズムが、すっかり逆戻りだ。

 

明後日には、午後だが外出の予定がある。
そこに向けてコンディションの調整が必要となるが、はたして自力で正すことができるのか、それとも予定という重いプレッシャーに身体が勝手に合わせていくのか、よくわからない。
きっと意思が弱い私のことだから、前者よりも後者の可能性が高いだろう。最悪、ほとんど眠っていない状態で向かうことになってしまうから、それだけは避けられるように、なんとか睡眠のタイミングを修正していきたいところだ。