K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

競馬への悩み

明日は久々にGⅠの予想記事でも書こうかと思ったのだが、一方で今日のネタが特に思いつかない。
しかし気分はすっかり馬へと切り替わっていて、他の話題を膨らませられる気がしなかった。
というわけで、仕方ないため今年に入ってから現在までの重賞予想および結果について、悲惨な状況を残しておこうと思う。端的に言うと、GⅠを前にしてリアルマネーを投じることに躊躇いを感じている。

 

昨年は気分次第で買ったり買わなかったりして、あまり安定感のある馬券勝負ができなかった。
結果的にはほとんどトントンに近い形で終わることができたけれど、的中率が低すぎて、もっと負けている気しかしなかった。
長く競馬を楽しんでいくためには、許容量を超えて大きく負けることだけは避けなければならない。別に毎回、大きな額を賭ける必要などなく、多少のスリルを味わうためのエッセンスとして位置付ければいいだけなのだ。
予想をして、当たるか外れるかを気にしながら観戦するだけでも、幸い私は楽しめるのだから。

そうした反省点を踏まえつつ決めた今年の方針は、基本的には馬券の購入は行わず予想と答え合わせだけに留めるというものだった。
数が少ないGⅠという大舞台においてのみ、少額の賭けを自らに許可する。
ギャンブルなんて長い目で見たら大半の人間が負けるわけで、そもそも金稼ぎが目的ではないのだから、本来なら一円も使わないほうがいいはずだ。
しかし娯楽としての質を高めるためには、若干の出費があってもいい。
回収率が安定して100を上回るなら話が変わってくるけれど、そうではない私が適度に遊べるバランスを総合的に考えた結果、以上の方針に固まった。

 

さて、年初の中山金杯から四日前の共同通信杯まで、中央では計16レースの重賞が開催されている。
各レースに対して、おおよそ2,000円から3,000円の範囲で馬券を購入したと仮定して、合計の払い戻し額が投資額を上回っていることが年間の目標となる。

しかし残念ながら今年の成績は、ちゃんと考えながら予想を重ねているわりには運に恵まれていない。
実際に馬券を買っていたら、かなりの痛手を受けていたに違いない。
少ないポジティブ要素を挙げるとしたら、今のところ期待値を遥かに下回る運の下振れ具合だから、今後は上がり目しかないといったところだろうか。

16戦2勝
的中率12.5%
回収率14.9%

この数字が意味するのは、基本的に外れているし、たまたま当たった場合も非常に安いということだ。マイナス分を捲れていない。
まぁ上限を30点にしているから、あまり数を打てず単勝複勝に高額という買い方も難しいのだ。狙い目は馬連馬単・三連複・三連単のいずれかで、メンツやオッズ次第で変えている。
結果論ではあるけれど、このところ一番人気が勝てていないレースばかりなので、人気薄の単勝連合軍で勝負していたら回収率はずっと良かったかもしれない。
下手に人気馬を絡めるせいで、軸が来なかったり相手が来なかったり、どうにも噛み合わない馬券ばかりとなってしまった。エア馬券オンリーで本当に助かっている。

今週末にはGⅠフェブラリーSを含む四つの重賞が行われるけれど、こういう過程があるため、実際に購入するかどうか非常に悩ましいところとなっている。
レースの格が上がるほど予想が結果に繋がりやすくなる傾向はある気がするものの、あまりにも予想の仕方が今の競馬と合っていないようだから、どうしても自信が出てこないのだ。
昨年末の有馬記念は力強い熱意のもと、当たり馬券を買うことができたのに……すっかり怖気づいてしまった。

おそらく、買うことは買うのだろう。
ただ、久しぶりに金を使うということもあって、かなり消極的な買い方になる可能性が高い。
金を失っていなくても外れてばかりだとモチベーションが下がってしまうので、そろそろ当たってくれてもいいと思うのだが。