K's Graffiti

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アクエリアス杯準備

二月のチャンピオンズミーティング・アクエリアス杯のレギュレーションは、東京・ダート・1600m・左回り・冬・晴れ・良バ場、ということで……先月が初の短距離だったのに続いて初のダートレースとなる。
まぁ予想はしていたというか、中央のGⅠをモチーフにダートチャンミが行われるとしたらフェブラリーステークスチャンピオンズカップしかないわけで、時季的にここしかないだろうとは思っていた。
それにしても、育成難易度の高い大会が続くのは正直しんどいところがある。

 

なんと開催が二日後に迫っているらしい。
アニバーサリーのタイミングもあって、やや早まるのは仕方ないにしても、準備期間の短さには溜め息が出る。トレーナーに休みはない。

今日は下旬に予定されている大規模なバランス調整の内容について発表があり、Twitterでも「ウマ娘2」などと話題になっていた。実際にどんな変更があり、ゲームがどのように変わっていくのか楽しみではあるけれど……今は現行の「ウマ娘」として遊べる最後の対人イベントについて考えてきたい。

 

まず、アクセリアス杯のコース自体はキャンサー杯と同じ東京1600ということで、有効な固有スキルは当時から大きく変わってはいない。
逃げにはアンスキとプランチャが必須で両親は固定、中盤スキルをたくさん積んで先頭を取れるよう祈ったら、あとは差しの加速ガチャ勝負というマイルにお馴染みの運ゲー感がある。
ダートになって変わる部分があるとすれば、ダート専用の加速スキル「狙うは最前列」および「前列狙い」の働きになるが……これは終盤ランダム発動のため、確実に有効だった前回の「登山家」ほどではないというのが個人的な評価だ。もちろん、上手く発動したら勝ちに近づくから積み得ではある。

また、ダートはパワーに-100の補正がかかるらしく、いつも以上にパワーの重要性が上がっているというのも一つの特徴だろう。先頭争いにおいて加速力が重視される逃げ脚質は、賢さとパワーのバランスに悩むことになる。
コンセントレーションや地固めを備えつつ、ダート適性も上げながらマイルもSにしたい……育成で通さなければならない運要素の数は、過去最多と言っても過言ではないだろう。

そもそもの話をすると、ダート適性のあるウマ娘が少なすぎるのだ。
前回の短距離も少なかったけれど、ダートも同じか、より少ないくらいなので、ダート因子を持っているかどうかで育成難易度に大きな差が出る。
素直に、最初から走れるスマートファルコンアグネスデジタルを使えということなのかもしれないが、持っていない人は大変だ。
それほど大きな魔改造が要求されず、かつ強そうなウマとしては、オグリや水マル、秋シチーあたりが候補になるけれど、いずれにせよ課金キャラクターだから、大変なことに変わりはない。
固有スキルで終盤接続が確定する晴れ着ウララはそれなりに強そうに思うが、予選では通常ウララのほうが多く見かけるのではないだろうか。
それほどに今回は手持ち検査感が強い。

ちなみに、私はデジたん未所持のため、差し枠は秋シチーにしようと考えている。
オグリも悪くなさそうではあるが、どうせなら固有スキルの爆発力もあるシチーのほうが面白そうだと思ったのだ。差しではなく先行にする手もあるけれど、結局どちらがベストなのかは脚質分布に依存するわけで、それなりに差しがいそうな今回の条件なら、要求値の高い先行よりも差し育成で楽をしたいと考えた。

他には固有スキルが発動するなら先行エルが最強格になるものの、キャンサー杯の時よりも強力な逃げが増えた現環境において二番手まで上がれる確率がどれほどのものか……あまり現実的ではないと判断する。
逃げの候補はスマートファルコン、水着マルゼンスキー、バレンタインブルボンの三択で、ルームマッチや練習を繰り返した結果によると、コース形状とスキル発動位置の関係からスマートファルコンが若干有利、次点で強いのはブルボンという気がしている。コーナー中間地点で既に出来上がった隊列を崩すのは相当に難しく、水マルがハナを奪うには固有に加えてコーナースキルを二つ同時に発動するくらいでないと厳しい感じがした。

また、育成難易度はスマートファルコンが最も低く、次いで水マルは緑スキル一つ分だけ試行回数が必要で、スキル面は楽だがダート継承が大変なブルボンという感じになる。
私は、そろそろファル子を勝たせてやりたいという想いと、せっかく引いたブルボンを使いたいという想い、過労気味の水マルを休ませたいという想いから、もし逃げ2編成で行くならファル子とチョコボンを採用することになるだろう。

今のところ考えている編成パターンは、以下になる。
①逃げ2先行1
②逃げ2差し1
③逃げ1先行1差し1
④逃げ1差し2

先行を使うとしたら秋シチーかクリスマスオグリで、後者は回復スキルの発動場所ガチャにより固有スキルを最大限に活かす戦略となる。一応、作ってはみたものの、勝率は10%くらいだろうか。安定感はない。
先行が秋シチーなら①、クリスマスオグリなら③が有力で、予選における勝率を高めたいなら②か④が好ましいように思う。
予選の対面から決勝の脚質分布や強さを想定することになるから、最終決定は毎度のごとくエントリー期限直前になるだろう。

最後に、いつもの目標ステータスを貼っておく。

アクエリアス杯目標

ベストがスピパワ賢さ1200なのは大前提として、手持ちのサポートカードで実現可能な数字となると、これくらいが限界に近い。
レーニングの上振れだけでいいなら、もっと高めを狙えるけれど、他に必要な要素を揃えることを考えたら、なかなかに難しいのだ。
パワー型と賢さ型では、どうやら前者のほうが勝ちやすいらしいので、とりあえずパワーを優先して、余力を賢さに振っていきたい。