K's Graffiti

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当たらない正月競馬

年が明けて既に4重賞が開催された中央競馬だが、それなりに真剣になって予想しているにもかかわらず、相変わらず馬券的には芳しくない経過を辿っている。
まぁ実際に購入しているわけではなく、買ったつもりのエア馬券だから外れても痛くはない。とはいえ、外れてばかりでは面白くないし、このままではGⅠシーズンが始まっても買う気になれないだろうから、コンスタントに当てていきたいという気持ちは強い。

 

昨年はGⅠ以外の全重賞をエア馬券でチャレンジしていた私だけれど、レースごとの予算を3,000円に設定していたせいで点数を絞らなければならないシーンが度々発生し、もっと手広く買っていれば当てられなのに……と思うことが少なくなかった。
というわけで、どうせリアルマネーは減らないのだから、よりゲーム性を高めるためにもエア予算を上げてしまおうという判断に至り、今年は10,000円固定で遊ぶことにした。
これにより最大で100点まで広げられるようになったわけだけれど、実際のところ3連単を狙わないのであれば、そんなに必要はない。しかし1点あたりに重みを付けられるようになるため、当てることができるのであれば回収率の安定を図ることはできるようになったと思う。
問題は、なかなか当たらないところにあるわけだが。

買い方についても、これまでは3連複ばかりだったところを、半分は単勝で残りを馬連といったようにオッズに応じて変えていくことができる。
ただ慣れが必要なので、もう少しやってみないと効率的な組み合わせを武器にすることはできない気がしている。
しかし、昨年はまったく選択肢に入らなかった買い目で悩めるようになった点に関しては、既に楽しめているように思う。

以前から気になっていた要素として、本命馬を単勝あるいは複勝で買い続けた場合に回収率がどうなるのか、という問題がある。
予想は概ね当たっていたのに、3連複の紐抜けで馬券は外れてしまった……なんてことは日常茶飯事で、素直に単勝でよかったと思う経験は特別に珍しいものではないだろう。
そういうわけで、エア馬券チャレンジとは別に、本命とそれから対抗について、単勝および複勝の回収率を記録していくことにした。
もし、これが普段のエア馬券と比べて大きく上回る傾向が見えてくれば、単勝複勝の1点勝負に出る割合が増えていくことになるかもしれない。

本命対抗単複回収率

なお、現在のところ本命の1着はなし、対抗の1着もなし、という悲しい状況で、まだサンプルが少ないにせよ、さっそく競馬が下手であるという事実を突きつけられている。
ただ、昨年もそうだったのだけれど、本命か対抗のどちらかは3着以内に入ってくる確率が決して低くはない気がしているので、たとえば3連複の1列目に本命と対抗を固定して馬券を組み立てるという方針にするのも、実は悪くはないのではないかも思っている。
上限が30点だった昨年はレースによっては難しかったが、今年は余裕があるため大半のオッズ状況に対応できるはずだ。
あとは、ごちゃごちゃ考えた3連複と、シンプルな単複とを比較して、どちらの期待値が高いかという話になる。

一般的には単複で80%、それ以外だと75%に収束すると言われているのは知っているが、私の予想が必ずしも一般論に当てはまるとは限らないため、実践して確かめてみたい。

 

それにしても、今日のフェアリーSなんかはメイクアスナッチが本命だったので、予想自体が悪かったとは思っていないのだが、他が荒れたせいで馬券は取れなかった。
本命からの馬連総流しか、本命の複勝ならば大きく勝てるチャンスだっただけに、券種選択という弱点が露骨に出てしまって、なんとも言えない悔しさがある。
こればかりは結果論だから、いくら反省したところで次に活かせるとも限らないわけだけれど、わりと人気薄を本命視している時は、的中率重視の買い目を積極的に使っていくべきなのだという学びは得ることができた。