K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

サマーセール2021

昨日はあんなタイトルで日記を書いたけれど、七月になったわけだし、物事にはタイミングというものがあるので、忘れないうちに今年もSteamサマーセールでいくつかのゲームを購入した。
昨年、ダクソを買って随分とハマってしまった私は、今回も無視できない作品があり……下手をすると今月まるまる余暇が潰れそうな予感さえするので、プレイ時間に関してはしっかり理性で管理しながら、少しずつ進めていきたいところ。

 

サマーセールで安いからと大量に買っても、遊ぶ時間が作れず永遠に積み続ける可能性があるので、昨年の反省を活かして今年は三作品に抑えることにした。
一つはシミュレーションだからクリアなんてものはないかもしれないが、まぁ年内には一通り遊んで満足できるところまでは行けるだろうという見通しを立てている。

SteamSummerSale

こうして考えてみると、Steamというのは宝庫のようなものだ。ソシャゲのガチャと比べたらもちろんのこと、昔から馴染みのあるコンシューマーのパッケージ製品と比べても圧倒的に安価で、しかしながら無限に時間が奪われるの可能性に満ちているのだから、娯楽としてのコスパは最高峰のレベルを誇っていると思う。
そこそこのマシンと小遣い程度の金さえあれば遊ぶゲームに困らないなんて、素晴らしい時代だ。

安く買えただけで半分くらいは気持ちが満たされてしまう傾向にあるのだけれど、未開封のまま放置しておくのも気持ちが悪いので、ほんの少しばかり味見をしてみることにした。
さっそく開封(インストール)したのは、名作と名高いSEKIRO……いわゆるソウルライクの死にゲーで難易度は非常に高く、数年前に様々な配信者が苦戦していたのを見ていたから、やり応えは抜群だろうと思っていた。
うんうん、なるほど。これダクソより難しいわ。

軽く触れるつもりで始めたら、いつのまにか数時間が経過していてマズいマズいと中断し、ギリギリのところで沼に沈むのを回避した。運が悪ければ明日の朝までワープしていたかもしれない。
ダクソとの違いはちょっと遊べば明確に実感でき、端的に言えば要求されるキャラクター操作能力や反射神経が桁違いに上がった感覚だ。
「レベルを上げて物理で殴る」ができないし、死ぬたびに経験値と金が失われていくから、プレイ時間がそのままゲームの進捗に繋がるわけではない。逆にコツを掴むのが早ければ、どんどん進んでいけそうな点は好印象にも感じる。

まさかダクソをヌルゲーと思う日が来るなんて考えもしなかったけれど、慣れるまでは成果を上げられずに苦しみまくるしかなさそうで、ひょっとするとクリアまで数か月は平気で要するかもしれない。
ダクソの時も初めは無理無理と思いながら続けていって、最終的にはいい感じに立ち回れるようになったから、本作に対しても悲観的な感情は抱いていないけれど、なんというか、よりシンプルな難しさを突きつけられている感じなので、死んだ時の無力感と勝った時の達成感は、ダクソの比ではないような気もする。

ちなみに、数時間でどこまで進んだかと言えば、おそらく序盤の中ボス的な立ち位置であろう河原田直盛を数十回のチャレンジの末に倒した後、平田屋敷に侵入してボコボコにされているところだ。
攻略情報などは一切見ていないから、進路が合っているのか微妙なところだけれど、探索したり隠密で動いたり、ダクソとは違った楽しみ方ができて、その点も面白く感じた。

 

購入した他のゲームについて……CitiesはYouTubeで何度か見たことがあるのだが、ちょっと自分でもやってみたくなったという理由で買うことにした。
本格的に遊ぼうとしたら、これもガッツリと時間泥棒されそうな作品ではあるけれど、どちらかと言えば数時間だけ試してみて好奇心が満たされたら、もういいかなとも思っている。安いし。
一方でDetroitは数年前に話題になっていたことと、部分的にストリーマーの配信で見たことがあってストーリーが気になっていたので、時間に余裕のある時に映画を楽しむような気分で満喫したいと考えている。
選択肢によって物語が分岐するのは知っているから、当然マルチエンディングなわけで、世界の真相的なものを探る楽しみ方もありそうだけれど、何周もプレイするかどうかは、いったん終わらせてから判断したい。

まぁそんな感じで、今年は量より質を追求して、時間を大切にしつつ娯楽を充実させていきたい気持ちでいる。