K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

SEKIROリベンジ

一昨年の夏だったと思うのだが、フロムの名作ゲーム『SEKIRO』にハマっていた時期がある。
何度かプレイ日記も書いていたし、時間の経った今でも楽しかったゲーム体験という記憶が強く残っている。
それを何を思ったか、再び遊び始めている。動機は、まぁ先日の某ダクソ配信の延長線上の話で、その彼女がSEKIROを始めたから影響を受けたというのが、シンプルな説明になるだろう。

 

前回のプレイ時は、前年にダクソ3をクリアし、翌年にはダクソ1とダクソ2をプレイしたので、ちょうどフロムゲーの沼に浸かっている真っ最中だったわけだけれど、ここ最近はガッツリ大作ゲームを遊ぶ時間というのを作っていなかったため、自分で気づかないうちに欲求が膨らんでいたのかもしれない。
やや興味のあったエルデンリングは結局、買わないままだし、ブラボはPC版が来ないから手出しできない。
一定ラインまで遊び尽くしたダクソはともかく、実のところSEKIROは全ルート攻略していなかったり、倒せないまま放置しているボスがいたりと、まだ未知の楽しめる余地が残されている。
そういうわけで、他人の配信を見ながら自分でもプレイできるタイミングというのは、絶好の契機だったと言えるだろう。

久々なだけあって、プレイ開始直後は思うようにキャラクターを操作できず、かなり死にまくった。
一般的にはパッド操作が基本なのかもしれないが、相変わらず私はキーボードとマウス以外でゲームができない愚か者なので、苦行に挑んでいることになっている可能性はある。個人的にはこの操作感しか知らないから、苦行だとは思わないわけだが……たまに左手の動きに難しさを感じないわけではない。
マウスのボタン割り当てなどを利用して、なるべく操作しやすい環境を整えようとはしているけれど、正解なんてないし、結局は慣れが全部を解決する。

特に縛りは設けていないものの、配信者と並行して進めたいという気持ちがあるため、進みすぎないこと、強化しすぎないこと、などを意識している。
一度は最後まで到達しているわけで、ブランクがあるとはいえ何時間も沼るということはない。何度か繰り返せばコツを取り戻して、あっさりボスを倒せてしまう。
弾いて弾いて、致命を取る。この快感は、このゲームに独特なものだ。

 

タイトルの意味について触れていなかったから、最後に書いておこう。
ルート次第でラスボスが変わるせいで、実は最強格のボスである一心を倒していなかったのだ。厳密には、そのことに気づいた後に2周目で一心ルートを進めていたのだが、初見で2周目の一心は凄まじく難易度が高く、心が折れてしまっていた。
そのままモチベーションが戻らないうちに時が経って今に至る、というわけだ。

今回は完全に新規プロファイルからスタートしたので、敵が想定以上に強くなっていることもないし、順調に行けばクリアできるだろうと思っている。
今はクソボス筆頭格の火牛を倒して、葦名城に入ったところまで進めているけれど、ある程度の感覚が戻った状態なら弦一郎に苦戦する気はしないし、その後のボスに対する攻略法もぼんやりと覚えている。
やはり、本当の意味で楽しみなのは一心だけということになりそうだ。

なお、配信者と進捗度を合わせたいため、おそらく早くても終わるのは半月後くらいになるだろう。
沼り具合にもよるけれど、ダクソも半月以上は要していたし、今月中に終わるとは思っていない。
逆にこちらとしては大きな負担になることがないため、ささやかな春の楽しみとしてSEKIROと付き合っていきたい。