K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

睡眠は元気の源

眠れることなら眠りたかったのに、妙に狂った生活リズムが一向に整わないせいで、昨夜は夜のうちに就寝することができなかった。
明確に眠気を感じたのは日の出からしばらく経った頃だったが、そのまま眠ってしまうと起きるのは昼前後で、また食事の機会を減らしてしまうことになる。
先日まで健康的な食生活を享受していたからか知らないが、できれば三食の習慣を守りたいという思いがあったのだ。

 

早めの朝食に相応しい時間帯に、眠気に耐えながら適当に買い置きしてある食べ物を腹に入れて、消化が進むまで待機する。
本当に眠い時は食後すぐであっても、横になればそのまま意識を閉じることが不可能ではないけれど、できれば体調にも気を遣いたい。
三時間……いや二時間でいいから、どうにか交感神経を優位のまま保ちたいと思った。

空腹に流し込むように食べた朝食は、間もなく血糖値を急上昇させる。
野菜などの食物繊維から先に摂っていれば軽減される現象だが、そんなものは面倒くさがりな一人暮らしの家にはない。
最近は甘くない野菜ジュースがマイブームであるため、それを最初に摂取すれば多少は緩和されるとは思うのだが、目安量を考えると一日に一回が好ましい。あとの二回は食後の体調悪化を我慢するしかないだろう。

そもそも徹夜状態で身体のバランスが不安定になっているのだから、この程度の問題は気にするべきではない。
どうせ眠ればリセットされる。ただ今は、消化を優先して起きているだけなのだ。
気晴らしにYouTubeを漁り、目に入ってくる乱雑な情報を半ば朦朧とする頭で噛み砕いていく。
胃が消化に勤しんでいる一方で、頭のほうは消化不良だったようだ。これを書いている今、何を見たのかほとんど覚えていない。

ダラダラと過ごしていたら、気づかぬうちに十時を過ぎていて、昼の到来が近いことを感じた。
しまった、という感覚が強い。もうとっくに胃の状態は落ち着いているし、それなりにしっかりと眠るつもりなら早く布団に入るべきなのだ。
これでは午後の明るい時間を全部捨てるか、寝不足を受け入れて時間を有効活用するかの二択しかない。非常に悩ましかった。

目覚めたのは午後の二時台……三時に近いくらいの時間で、何をするにも中途半端だ。
とりあえず昼食代わりに軽食として卵と食パンを腹に入れたが、あまり眠れていないせいで元気が出ない。
もう副反応はなくなったようで、頭痛や熱はないのだけれど、単純に疲れが取れていない。
起きたばかり、食べたばかりでは寝る気にもなれず、PCの前に座って何もできずに時間の経過を呆然と受け止めるしかない。
食事よりも、やはり睡眠が大事なのだ。今夜は流石に、暗いうちに眠ることにしよう。

 

今日は更新がやや遅れたが、これを書いている最中に強めの地震が発生した。
東京在住のため、ニュースによると震度5らしいのだが、揺れていた時間が短かった関係かあまり強さを感じなかった。せいぜい震度4くらいだろうと思っていたから、驚いた。
十年前の震災では、住んでいる地域は震度5弱だったけれど、あれに比べれば大したことはない感じだ。もちろん、しばらくは警戒するに越したことはないけれど。

それにしても、例の音が嫌いなので緊急地震速報が鳴らないように設定していたはずなのに、どうして鳴ったのだろう。
どうにも納得がいかない。