K's Graffiti

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ライブラ杯準備

月初に発表されたチャンピオンズミーティング・ライブラ杯のレギュレーションは、京都・芝・3000m・右回り・秋・晴れ・良バ場、ということで……これは菊花賞をモチーフにしたレースとなる。
季節と距離以外は六月に開催されたジェミニ杯と同じであり、強いウマや基本的な戦略はほとんど変わらないため、忙しくて育成できない人は使い回すことも可能だ。
まぁアオハルによる平均ステータスの上昇や、賢さを上げる育成の流行といった環境変化があるため、もしかしたらジェミニ杯で勝ちまくっていた個体でも決勝まで行くのは難しいかもしれない。

 

毎度のことながら、「晴れ・良バ場」という部分はもう少しランダム性があってもいいのではないかと思わないでもない。
唯一の例外は七月開催のキャンサー杯における「稍重」で、天気に関してはずっと同じだ。現実の割合を反映したいという意図があるのだろうが、せっかく様々な条件に応じたスキルが用意されているのだから、バリエーションを増やしていったほうが面白くなる。スキル目当てで、使ったことのないサポートカードにも新たに役割が生まれるかもしれないし、運営側としては変更することに大きなデメリットはないはずだ。
一方で因子周回のやり直しなどを考えると、ほぼ固定の現状を貫いてもらったほうが楽という見方もあって、正直なところ複雑な心境ではある。

 

京都の3000mはコース補正が存在していて、今回はパワーと賢さが対象のステータスとなる。
二種類あるため、片側による補正は~300・301~600・601~900・901~それぞれで0.25が加算されることになり、パワー賢さ両方901以上なら1.2倍、パワー901以上で賢さ601~900なら1.175倍のスピード上昇が加えられる。細かい計算は置いておくとして、こうした補正を考慮すると、自ずと目標ステータスが浮かび上がってくる。

ライブラ杯目標

賢さ1200が理論的には最強なのだが、現実的に考えると賢さは601以上を目指すくらいがギリギリだろう。
スピード補正的には(1200×1.2)-(1200×1.175)=30程度の差にしかならないため、もちろん上げられるだけ上げたほうがいいものの、901以上は上振れた時に狙うくらいで問題ない。

スピードの1500は1.175の補正と右回り〇秋ウマ娘〇を乗せたおおよその値で、これに長距離Sが付けばトップスピードは最強クラスになる。パワーもできれば1200欲しいところだが、スタミナも賢さも上げようとすると無理ゲーなため、流石に1000で妥協したくなる。

スタミナについては諸説あるけれど、ルームマッチで試した感じでは、おそらく金回復1+白回復1なら1100あれば足りるくらいのようだ。対面のスタミナデバフを考えるならもう少し上げたくなるけれど、とりあえずは1100以上を目安にしたい。
ちなみに回復スキルは確実に発動するわけではないため、保険として多めに積んでおくのが好ましい。スタミナ1100なら金1白1で走りきるという前提で、金2白1にしておけば高確率で事故を防げるという考えだ。

 

「クールダウン」や「好転一息」は発動位置が不安定であるため、できれば採用したくない気持ちもあるけれど、ウマによっては「円弧のマエストロ」に次ぐ回復スキルの選択肢が他に存在しないこともあり、そういったキャラクターは優先度が下がることになるだろう。
ただ、明確な人権キャラ以外は運ゲーに委ねるしかなかったマイルと比べたら、今回はスタミナさえ足りれば上位に入れる可能性が低くないレースではあるため、人によっては頑張り甲斐がありそうな気はしている。
好きなキャラで優勝したいという想いと、安定感を求めたい自分といった葛藤は常に起こっているけれど、私はどうしても効率を優先してしまう都合で、ゴルシの採用が確定しているのだが。

他に注目しているキャラはナリタタイシンメイショウドトウあたりで、前者は未所持のためどうしようもないが、後者は追込に改造したら強そうだから、ひょっとすると一定レベルのゴルシが完成した後に頑張ることがあるかもしれない。
ラスト一体の候補はデバフネイチャか、先行マックイーンのどちらかになりそうだけれど、それは時間との相談になるだろう。
今回は親用の因子が先月よりも順調に揃ってきているから、育成に回せる日数が長く確保できそうではある。しかし本育成にあたって、できればSSRファインモーションを使いたいという事情があるため、次のPU情報が出てくるまでは、お試し育成を続けることになりそうだ。

ジェミニ杯があまりにも楽勝だった記憶があるから、今回もサポートパワーによって決勝までは余裕で行けることだろう。
決勝で最強格のタイシンに破壊されるのだけが怖いけれど、あと三週間くらいはあるし、ちゃんと仕上げれば高確率で勝てるとは思うので、とにかくマッチング運が下振れないことを祈るだけだ。