K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

久々の注文

昨日、一昨日は実家の世話になり、食生活に一定のクオリティを加えることができたけれど、帰宅してからは相変わらず大した食事を摂る気になれないでいた。
そもそも外出する気力が湧かず、まともな食材調達すらできていないのだから当然の話なのだが、さらに昼夜逆転の不規則さも相まって、いよいよ食事に困ってしまったというわけだ。
そういう事情で仕方なく、手軽に栄養価の高い食べ物を入手するために、半年以上ぶりにUber Eatsを利用することにした。

 

前回は二月の初めくらいの時期だったから、どれだけ私が高コスパな食生活を送っているか、よくわかる。
人と会う時を除けば外食もしないし、ここまで平均で月の食費12,000円程度に抑えているのは伊達ではない。
Uber Eatsを利用に気が進まない点は、ただでさえ割高な商品に対して、配達料やサービス料が上乗せされてしまうところだ。普段の食費と比較してしまうと、積極的に活用しようという考えには至らない。
自炊以外でコスパを求めるなら、ちょっと駅前まで出て適当に外食したほうが安いくらいだから、よほどの理由がなければ候補から外れるのは自然な流れだ。
まぁ何より大きな要因は、普通の社会人とは違って贅沢な出費が後々の痛手になる可能性があるというところに尽きるかもしれないが。

今回、手にしているプロモーションは1,200円以上の注文で650円の割引になるというもの。
なお、配達料やサービス料は含まれないため、普通に条件を満たそうと思ったら1,500円くらいにはなってしまう。プロモーション分を引いても個人的には一食として高すぎるくらいで、今日のようにどうしても、という理由がなければ使うことはなかっただろう。
貧乏臭いかもしれないが、こういうのは積み重ねが大事なのだ。一定の時間で切り替わる、配達料が無料になる店の中から可能な限り1,200円ぴったりになるように商品を選択し、最低限の価格でサービスを受けようとする。
最終的に支払う額は700円程度となった。これくらいであれば、一回きりなら許容範囲といったところだ。

ところで、タイミングが悪かったのか私の操作が悪かったのか、待っていたのに一向に届かないから確認してみたところ、注文に失敗していることが判明した。正しくは、キャンセル扱いになっていた感じだが、これにより一時間ほど食事が遅れてしまった。
すっかり注文したはずの商品を食べる気でいたから、珍しく食事関連でガッカリ感を覚えたのが新鮮だったけれど……どうしようもないから別の店で似たようなものを注文することになった。
気になったのは、何かしらの不手際でキャンセルされたはずなのに、プロモーションが消費されてしまっていた点だ。幸い、同じものが三つあったから今回は問題にならなかったものの、これがたとえば初回の1,800円引きプロモーションで起こっていたかと思うと、なかなかに信用しづらい部分を感じる。
一応、残ったプロモーションも三日後まで使えるけれど、流石にコスパが悪いから、もう当分はUber Eatsを使うことはないように思う。

 

明日は例によって歯医者に行く予定があるため、帰りに食材をまとめ買いしたい。ついでに銀行で記帳も済ませておこう。そろそろ合計記帳が実施される時期だ。
これは引きこもりにありがちな、一回の外出で複数の用事を済ませたいと考えるやつに他ならない。外出というのは、それだけで多大なエネルギーを消費する。出先で何をするかなんて関係ない。外出そのものに対する精神的コストが非常に大きいがゆえに、予定のある日の私は世の中の誰よりも効率的に動ける……ような気さえするのだ。

それにしても某案件が本格始動したら、そこそこ外に出る機会も増えるはずだが、はたして身体がプレッシャーに耐えられるのか、やや不安になってきた。
ワクチン接種後しばらく休止している散歩を、ぼちぼち再開しようかと思う。