K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

弱い身体

今日は大した日記が書けない。主だった活動はなく、しかも体調が悪くてそういう気分ではないからだ。
昨日は午前中から競馬場に趣き、とても有意義な時間を過ごすことができたけれど、一方で引きこもりの人間にとっては非常に厳しい一日でもあったのだ。
帰宅直後から疲労感と強い脚の痛みを感じていたのだが、一晩が経過しても良化する気配はなかった。

 

目覚めて起きると、まず目立った刺激は腰の痛みだった。
立っている時間が長かったから脚全体に負担がかかったのは理解できるのだけれど、腰にも同様に大きなダメージが入っていたのだろうか。
腰が痛むと、人は大きな動きが難しくなるらしい。歩くにしろ座っているにしろ身体の傾きによって不都合が生じるから、これは純粋にストレスだ。常に痛いわけではないのが幸いかもしれないが、下半身の筋肉痛で済まなかったのは想定外ではある。

体重を支えるための脚の筋肉は、意外と丈夫らしく、痛みのピークは昨晩だったらしい。しかし、体重の負荷に慣れていない足の裏は、日常的に経験のないタイプの痛みが続いていた。
普段、起きている時間の大半は椅子の上で過ごしている。外に出ないから歩数は極端に少なく、自らの体重を感じる機会というのは一日のうち数分しか存在しない。
昨日は少なくとも数時間は立ちっぱなしの状態だったため、いつの間にか私の足は限界を迎えていたようだ。足というパーツの部分的な耐久値は現地にいるうちに尽きていて、家までの道程は辛うじて全身からパワーを捻出することで乗り越えられたのだ。
一眠りしたところで、壊れてしまった足の細胞が即座に元通りになるわけもなく、夜になった現在でも立ち上がると不具合を実感する。

身体的な不調は、もっと上の部分にも生じている。
これが寝起き時点からの問題だったのかは細かく覚えていないのだけれど、少なくとも昼の時点では明らかだった。
関東は梅雨入りし、雨が降っている。すべてを気候や気圧のせいにしてしまうのはどうかと思うが、ひどい頭痛に襲われている。
体力のない出不精の人間が一日中どこかを動き回ったら、翌日には反動で様々な体調不良に見舞われる。話は簡単だけれど、私の身体は本当にそれほど虚弱なのだろうか。これほど具合か悪くなるとは、正直なところ予想していなかった。
目立った鼻水も咳もなく、風邪を引いた感じはしない。たとえ某感染症の疑いがあるとしても、発症するまでにはもう少し時間を要するだろうから、逆に言えば別のところに原因を求めるべきなのだ。
すなわち、これは単純に私が体力のない雑魚という意外のなんでもない。

 

過去に経験してきた、体力を使う活動を思い出してみる。
決して、昨日の出来事が人生において上位の負荷ではなかったはずだ。もっと疲れる活動を問題なくクリアした日は、確かに何度もあった。

今の私の体力は、もはや小学生時代を下回っている可能性すらある。
世間一般の平均的な小学生と比べた場合ではもちろんのこと、過去の私自身と比べても、それは否定することができない。
まぁ子供の頃とは体格が大きく変わっているから、体力の使い方やエネルギー消費のコスパだって変わっているだろう。
今はBMIの値が異常なレベルで痩せを示していることだし、昔ほど動けなくなっていたとしてもまったく不思議な話ではないかもしれない。