K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

体力の限界

数か月ぶりに、あるいは一年くらいぶりかもしれないが、大勢が集まる催しの場に参加してきた。
人と会うこと自体に、もはや慣れというものを失ってしまっているので、端的に言って非常に疲れた。たった数時間のことではあったけれど、しばらく寝込みそうな勢いで身体が怠い。


それがどのような催しであったのかは、私の価値観と絡めて書きたいので明日にしようかと思う。きっと長文になる。
とりあえず今は、帰宅後の長い昼寝から目覚めて、時間の浪費について軽く絶望しているところだ。体力がなさすぎて、人と関わることが今後まともにできるのかどうか、不安にならないわけではない。

疲れの原因はいくつかある。
家の中に引きこもっている時は楽な服装で身体への負担が少ないし、基本的に眼鏡着用だから眼精疲労というものもあまりない。
外出時は、多かれ少なかれ動きに制限が出る服に身を包むことになるし、コンタクトレンズによって次第に目蓋が重くなる感覚を味わうことになる。
早朝に家を出たけれど、昼頃にはもう昨晩の就寝前よりも眠気を感じるくらい、横になりたい気分だった。

最近は運動不足解消のためのウォーキングやストレッチを定期的に継続しているとはいえ、基礎体力の低下が改善されたわけではないという事実は、受け止める必要がある。
というのも、およそ一か月ぶりに体重の計測を行ったのだけれど、先月と比べてさらに減少していたのだ。私の食生活はお世辞にも栄養満点とは言えず、一般的な標準に照らし合わせるなら必要最低限を満たしているか微妙なレベルで食べていないことは自覚できているから、体力をつけたいならまずは食え、という簡単な話でもある。
過去十年で最も軽量である私の肉体は、この先どうなっていくのか。ようやく、やりたいことに向けて動き始める体制が整ってきたので、栄養失調で倒れてしまっては元も子もない。
わかってはいるけれど、何か特定の作業に集中していたら食欲をほとんど感じず、いつの間にか食べる機会を逸してしまうから困ったものだ。規則的に必要なだけの食事を行うのは、本当に難しいことなのだと実感している。

 

具体的にどれくらい痩せているのか、ということは過去に何度か書いた気がする。
今回はBMIが15.5まで落ちた、とだけ記録しておこう。ただ、ここからさらに下がるには、もはや余分な肉や脂質が身体に少なすぎるから現実的には思えず、だから特に意識改革を行わずに現状維持のままでも体重に大きな変化はないようにも思うのだけれど……そんなことを考えていたのが先月であり先々月で、そこから下がっているのだから説得力はない。

食事に関して余計な思考リソースを割くのは面倒なので、もうしばらくは今のままで生きていきたいところ。
食材が買えないほど貧困というわけではないのだから、いざとなったら食べればいいだけの話で、実際に問題が出るまではまぁ大丈夫だろうという楽観スタイルでいく。

 

今日、周囲の人間を観察していて思ったのは、世の中の多くの人はよく食べるし、元気に満ち溢れているということだ。
社会の中で輝きを放ちつつ活発に生きていける人になる道を、私はどこで逸れてしまったのか。そこに後悔はないにせよ、他人の体力を羨ましく思うことは結構ある。隣の芝生は青いと言うが、そもそも私は芝生を持っていないのだから。

まぁ大変に疲れたけれど、私なりに頑張ろうと思える一日でもあった。