K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

目が変

先々週ぶりくらいの外出があり、帰宅直後から全身が倦怠感に包まれる一日だった。
今日は伸びまくった髪を切りにいくというミッションを午前中に入れてしまっていたのと、午後には競馬を見るために起きている必要があるため、このところ続いていた昼夜逆転のリズムを少しだけ後ろ倒しにする形で対応した。
おかげで、まったく働かない頭で日記を書く羽目になっている。

 

昼過ぎに寝て夜に起きるという生活習慣のせいで、日記を更新する時間が最近は早朝付近になることが多かったのだけれど、今夜ばかりは早めに書いておいたほうが後々の負担を減らそうに思ったから、低パフォーマンスながらも仕方なく日課を消化している。
もはや、何時に寝て何時に起きるのが身体にとって一番なのか、今の私にはわからない。
このままでは駄目だと思いつつ、しかし睡眠の質を確保しながら隣人に左右される確率の低い生活を目指すとなると、どうしても夜型かつ不規則な生活にならざるを得ないのだ。
ずっと在宅なら問題ないように感じていたが、いざ外に出る用事が生じると、既存のバランスを保ったまま過ごすことは困難なのだと気づかされた。
本質的に、あらゆる「活動」が向いていないのかもしれない。

どうせ誰とも会わないのだから、髪を整える必要なんてない……そんな考えもないわけではないけれど、伸び放題のままにしておくと本当に外出するのが億劫になってしまうし、単純に鬱陶しいから切ることの利点は少なくない。
案の定、珍しい行動ゆえに大量のMPを消費する運びとはなったが、気持ちとは裏腹にサービスを受けること自体が苦手というわけではないため、無事に完遂することができた。
そして、ちょうど冷蔵庫の中が寂しくなってきていたところなので、帰りにはスーパーに寄る。出不精にありがちな、一度の外出機会に複数の用事をまとめて達成してしまおうという、ささやさな頑張りだ。
今日はそれほど風が強いわけでもなく、特別に寒いわけでもなかったから、過ごしやすさはあったように思う。まだまだ気温の低さは感じるため春という気はしないものの、既に咲いている桜を見ることもできたので、冬の終わりであることは間違いないだろう。
髪を短くして、月の半ばまで生きていける食材を手に入れて、無事に帰宅する。大したことはないはずで、外に出ていた時間は100分程度だった。
それでも、私が蓄積した疲労のレベルは、午後のほとんどを具合の悪さとともに過ごさなければならないほどだった。

 

花粉の影響か、目が痒い。鼻水は出ないし、くしゃみも大したことはない。ただ、目だけが顕著に被害を受けている。
鏡で確認してみると、なんだか微妙に充血しているし、目を閉じればそのまま眠りに落ちてしまいそうなくらいだ。気怠さの根源がそこにある。目元から全身に向けて、体力を奪う何かが流れていくようなイメージで、こうして他愛ない文章を書くことすら容易には進まない。

まぁ今日は外に出たから、慣れないことをした反動と捉えることはできるだろう。
しかし、この目の異常は、実のところ今日だけではない。一切、外出していない昨日や一昨日に関しても、起床から半日を待たずに目を開けていることにエネルギーを使うようになっていたのだ。
家の中だから、大量の花粉に晒されているわけではない。ただ、数週間前よりも、ちょっとだけ睡眠時間が増えただけだ。
まるで脳より先に目が睡眠を欲するかのように、意図しないタイミングで私を布団に誘う働きかけが体内で生じてしまっている。

連続稼働時間の短さ……その原因は、結局のところ体力の最大値が低いところにある可能性が高い。
たまたま、影響が目に表れやすいといだけであって、たとえば眼科に行かなければならないような病気ではないという感覚だけはハッキリとしている。
いったい、どうやったら元気な肉体を手に入れられるのだろう。