K's Graffiti

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便利だが不便な定期便

直近の数か月、Amazonの定期便を利用しているのだけれど、便利だと思う反面、不便に感じる部分もある。
基本的には5~15%の割引になるため損をすることはないのだが、いつの間にか登録していた商品が変わってしまったり、定期便の対象から外れてしまったり、以前の注文時と比較して大きく価格が変わってしまったり、実際のところ「定期」を感じづらい側面があるのだ。

 

Amazonは頻繁にセールを実施している。
まぁ大して欲しいものがないことも多いのだけれど、たまに定期便の商品が格安になっていることもあるため、自分の設定しているスケジュールから外れた時期にセールが実施されると、得をしているのか損をしているのかわからなくなって、やや気分が悪くなることも珍しくない。
いちいち配送スケジュールを変更するのも面倒だし、登録している商品を価格の変動に合わせて入れ替えるのも大変だから、そのまま定期配送してもらうことがほとんどなのだけれど、遡って計算してみると、初回注文時を上回るコスパで変えているパターンは、おそらく存在しない。
結局、安上がりを目指すなら横着していては上手くいかないということなのかもしれない。

現在の設定スケジュールでは、ちょうど本日に届く予定となっているのだけれど、これを書いている夕方の現在、まだ全部は到着していない。
これもまた定期便の困ったポイントで、必ずしも商品がまとめて送られてくるわけではないのだ。
サイズにもよるが、梱包が分けられているのは当たり前で、場合によっては業者もヤマトとAmazonで別々になることが多々ある。
しかも、Amazon配達の場合は通常の「お急ぎ便」とは違って時間指定ができないため、どのタイミングで受け取れるのか予測できないところが厄介に感じる。
一般的な規則正しさに準じる生活をしていたら問題にはならないのだろうけれど、日中に就寝することもある私にとって、不確定の待機時間は非常に負担が大きいと言っていい。
もちろん置き配に設定してはいるものの、できれば届けられてすぐに取り込みたい気持ちがあるのだ。
その点、ヤマトなら発送後に時間を決めることができるため、その日の状況に合わせられる。
まとめると、定期便のメリットは安くなること、デメリットは不確定要素を作り出してしまうこと、になるだろう。

 

それにしても、最近の生活習慣が夜までに寝て、深夜から朝までの間に起きる、という昼夜逆転とも言えない妙なバランスになってしまっているから、日が暮れそうなタイミングになって届く気配がない今のシチュエーションは、非常に苦しさを感じる。
もう布団に向かいたい。けれど、眠気に任せて荷物の件を思考から排除してしまっては、きっと長い間、届けられた品をドアの前に放置してしまうことになるだろう。
荷物というのは、ある意味で私のプライベートに等しい。それを、心から嫌っている隣人に見られるリスクを作りたくないし、たとえ見られないとしても、配達されたものを即座に取り込まないという事実に心の中の私が許しを与えないのだ。

どこかの日記で書いた覚えがあるけれど、荷物が届く日というのは外出の予定がある日と同じくらい、数日前から時間の調整が要求される。
今回は、昨日が外出日だったこともあって強く意識できずにいたが、実のところ時間にランダム性のある受け取り日としては最悪だった気がしてならない。
「定期便」とはいえ、配達日は毎月の都合に応じて細かく変更したほうがいいのかもしれない。