K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

具合が良いとはなんなのか

やや歪んだ生活リズムを続けているせいか知らないけれど、とうとう食後に気分が悪くなるという事象が発生した。
食べすぎ、ということはない。むしろ食事回数が一般人よりも少ないのだから、もっと食べてもいいくらいだ。
もはや、身体が食べない状態にこそ最適化されてしまっているのかもしれない。しっかりエネルギーを摂ろうとすると、許容量を超えたと判定されて体調を崩してしまうのだ。

 

いつものように目を覚ましてから、朝ではないけれど朝食に相当する食事を胃に収めた。すると、食後1時間ほどで猛烈な眠気と若干の吐き気に襲われた。
吐き気とは言っても実際にトイレへ駆け込むレベルではなく、胃腸に微妙な不快感を覚えるくらいのものではあるが、普段の食後にはない感覚だったので、今日の具合が良好ということはないのだろうと思う。
食べた内容も特に普段と変わりなく、過剰摂取でアレルギー反応が出ているのでなければ、問題の原因は突き止めやすい。
おそらく、ただでさえ低い消化能力が弱っているのだ。胃の内容物を処理するための負担が、イレギュラーな領域に入りつつという感じだろうか。普通の人間で言うところの、揚げ物を食べすぎた後のような状態に近い。

起きて間もなく体調が悪化したせいで、今日は決して素敵な一日とは言えそうにないのだが、さらに厄介なことに、異常は胃だけに留まらない。
食後しばらくして、気絶しそうなくらいの強烈な眠気を味わう羽目になった。
一日の活動を経て疲れている夕食後なら、たま起こるのだが……起床してから大して時間が経っていない、体力に余裕があるはずの段階で起きているのが苦しくなるのは過去にもあまり経験がないことだった。
おそらく血糖値の上昇がトリガーだと思われるが、上にも書いたように毎日ほとんど食事内容を変えていないのだから、別のところに要因を求めるのが自然だろう。
身体は食べたもので気持ち悪くなり、頭は意識の維持が困難になり、もはや正常な活動を遂行するのは諦めたほうがよいことに、私はすぐに気づいた。
こんな日は、ある程度の回復が見込めるようになるまでは横になっているべきだ。たとえ、時間の浪費を無駄に感じるのだとしても。

ちなみに、就寝したのが正午を過ぎたところで、起きたのが夕方の17時頃だった。そもそも睡眠不足に陥っている可能性があるため、悪いのは無理に早起きしようとした自分ということになるかもしれない。
でも仕方ないのだ。今日は有馬記念の枠順抽選会があって、それを見たかったのだから。
本当なら、恒例の予想記事を書くつもりだったのだけれど、あいにく体調不良で元気が出ないため、明日にしようと思う。

 

根本的なところで、なぜ昼に就寝することになったかと言うと、昨日の夕方から夜にかけてガッツリ眠ってしまったのが悪い。
まぁ突き詰めていくと深夜に熟睡させてくれない隣人が悪いという話にもなるのだが、一昨日だったから一昨々日だったか、ここ数日の夜中は私の神経を逆撫でする雑音が断続的に聞こえてくる状況だったので、眠気を感じて布団に入ったとしても素直に入眠するわけにはいかなかったという事情がある。
一応、一昨日は昼にチャンミの決勝があり、午後にはとある用事で外出、昨日は前日からの流れで朝型に近い生活リズムになったわけだけれど、夕方に体力が尽きてしまった。
夜まで我慢できず、一晩分に近いくらいの長い昼寝を果たしてしまい、すっかり夜型へと逆戻りだ。
そんなこんなで、眠気を感じつつ隣人不在につき静寂に包まれた自然に眠れる条件が整うのが、昼過ぎだったということになる。

なお、明日の午後には先日とは別件の外出予定が入っていて、午後まで眠っているわけにはいかないから、それに合わせて睡眠時間を確保する必要がある。
この日記を書いている今の段階では、なんだかんだで強い眠気から解放され、崩れていた体調が安定してきているため、この調子だと早くても眠れるのは早朝に近いタイミングになりそうだ。
逆算して、昼頃には起きなければならないとなると……また十分な睡眠は取れないかもしれないし、再び体調不良を我慢しなければならないかもしれない。

今さらの話だが、具合が悪くないことのほうが少ない体質というのは、それだけで人生を損している気がしてならない。