K's Graffiti

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チャンミMILE(202306)結果

ウマ娘の対人イベント「チャンピオンズミーティングMILE」の決勝戦が昨日6/18に行われた。
コースはNHKマイルCヴィクトリアマイル安田記念など春のGⅠでお馴染みの東京1600で、チャンミでも毎年この時季に開催されている条件だ。
今月から星座ではなく、ざっくり距離別に分けられた名称を冠するチャンミとなり、気持ちを新たに……という感覚ではあったのだけれど、やっていることは以前と変わらない。昨年から変わったことと言えば、全体のレベル差がなくなって運ゲー要素が増加したことくらいだろうか。

 

まずは画像にて、結果から。

結果

言葉を失うくらい呆気ない敗北だった。相手が特別に強かったわけではなく、ただ偶然にも乱数に嫌われただけ。
過去にも決勝で負けたことは何度もあるし、その度に運の悪さを主張してきた私ではあるが、ここまで酷いレースを見せられたことはなかった。
意味がわからない。勝つために積んだスキルが裏目に出たり不発したりで、本当に見せ場なく終了してしまったのだ。ちなみに、決勝で3位になったのは初めてのことだった。

今年に入ってから、いや昨年の後半くらいからかもしれないが、とにかくモチベーションの低下が著しい話は日記にも書いてきたと思う。
何が何でも勝ちたい……初年度は確かに燃えていた私の心はすっかりと冷めきってしまい、今ではグレードAの決勝に上がれればいいとさえ考えるようになっている。
同じことを繰り返しているだけなのだから、モチベーションの低下は誰にでも起こることで、そう珍しい現象ではないだろう。ただ、明確な原因の一つとして言えるのは、頑張ったところで結果に及ぼす影響が非常に少なくなってしまったという点にある。
一年目までは、サポートカードや因子の資産だけでなく、育成の上手さやスキル選択がウマの強さに直結しやすい側面があった。それが、ニ年目以降は追い比べシステムの実装や育成シナリオのインフレによって、徐々にレース中の運要素によって結果が引っ張られるようになる。
三年目の今となっては、ほとんど評価値なんてハリボテに等しく、ユーザー間の差を見出しにくい環境になってしまったのだ。
それでも適性やスキルの取捨によって、勝ちやすいウマとそうでないウマを分けることはできるし、チャンミの場合は編成単位で勝ちを目指す戦略もある。しかしながら、結局は本番で運に恵まれるかどうかでしかないのも事実なのだ。
中長距離ならば、まだ実力によって勝ち取れる可能性は高いと思うのだけれど、マイル以下になると、相手より二段階ないし三段階くらい上の完成度でなければ、安定した勝利を見込むことは難しい。
個人的には、今回のくだらない負け方によって、もともと低かったモチベーションが消失間際になってしまった。一応、次回からもチャンミ育成は行うつもりだけれど、もはや到底、プラチナ獲得を目標なんていうスタンスでは続けられないだろう。


以下、チャンミMILEで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:サクラチヨノオー

サクラチヨノオー

先行枠は人によって好みが分かれるところだったと思うが、私は進化スキルが噛み合っていて安定感が出そうなチヨちゃんを選んだ。
複数の継承加速スキルを積んているが、先頭でのみ効果を発揮するアンスキよりは、つぼみにしたほうが戦績が上昇したかもしれない。まぁ幸運先行の際に勝ちやすくなるわけだし、つぼみにしようとすると因子から作り直す必要があったので仕方なく妥協したが。
わりと序中盤で前のほうを確保できるレースが多かった印象はあるけれど、はたして地固めと巧みなステップがどれほど寄与していたのか定かではない。

 

二枠目:ダイイチルビー

ダイイチルビー

金加速と速度デバフを自前で持っているため、単体でもチーム戦でも役割を担える存在だった。
巷では事前の評判ほどは勝たないということで評価を下げられていたような気がするけれど、私の出していたルビーはそこそこ活躍してくれた。
後方脚質は終盤に入るまでの順位が運任せなところがあって不安定極まりないため、どれだけ仕上げても下振れパターンを引いた時は勝てない。ハマれば最強だしチャンミ向きではあったと思うが、中盤スキルと終盤スキルのベストバランスは脚質に依存するため、やはり後ろが強いレースは本質的には好きではない。

 

三枠目:ナリタタイシン

ナリタタイシン

自前のスキルがコースに噛み合っていて、昨年も強かったウマだ。育成イベントがグランドマスターズにマッチしていることもあって、長距離といい活躍の機会が多い印象を受ける。
コンセプトは、後ろからでも前からでも強い追込ということで、理論上は最強格となる。正直、マイルSを付けたかったというのが本音ではあるけれど、予選を通じてマイルAだったから咎められたというシーンは数回しかなかったため、より重要なのはスピード以外のステータスも十分であることと、ちゃんとスキルを積めているかだったと思う。
チヨちゃんとルビーの活躍もあって、自己編成内における突出度は圧倒的ではなかったけれど、安心して見ていられた。まぁいずれも決勝では事故ったため、なんの意味があったのかという話ではあるが。

 

決勝レースは、先行4差し3追込2という脚質分布だった。
予選でもよく見た編成で、逃げが弱い環境らしく運ゲーを引き起こすには誂え向きのマッチングと言える。
編成は、一人がチヨちゃん・タイシン・シービー、もう一人がエル・先行オグリ・差しルビー、と誰が勝ってもおかしくないマッチングではあったけれど、予選の戦績を比較した感じでは私の期待勝率が7~8割はありそうに見えた。
要するに、大して強い相手ではなかったということだ。

レース展開は、残念ながら私に味方しなかった。
まず先行争いだが、内側にいた相手のオグリに取られることになる。幸運先行は内枠が強すぎるから仕方ない。とはいえ、次いで内側だった私のチヨちゃんが2番手を確保できれば問題ないはずだった。
なんと運の悪いことに序中盤の競り合いにおいて乱数負けし、さらに外側から被されてズルズル下がっていくという、たまに見る嫌な挙動を起こしてしまう。この時点でチヨちゃんが勝つのは厳しくなった。
一方で後方のルビータイシンはというと……タイシンは逆にスタートが良すぎて開始5秒で轟が潰れるし、しばらくすると逆噴射で最後方まで下がる最悪ムーブ。ルビーは悪くないポジションにいたものの、いつの間にか大外に持ち出していて距離ロスは最大、しかも外すぎて追い越し対象を取れず加速スキル不発、そのまま最下位に沈んだ。
相手のタイシンとシービー、そしてルビーが都合良く中団から加速スキルを発動、追い比べまで発生させて、そのままゴールした。
自分のタイシンは固有すら出せない状況だったので後方から内を回り、なけなしの迫る影と一足飛びのみで伸びるも、先頭からは約1 3/4バ身差の4着まで。この差では距離Sがあっても、おそらく2着が限界だっただろう。完全なる展開負けだ。

着順

 

予選勝率は80戦64勝の80%という結果で、マイルとしては標準的だったと言える。
内訳は、
ラウンド1が36勝(予選1日目19勝、予選2日目17勝)
ラウンド2が28勝(予選3日目16勝、予選4日目12勝)
となっていて、相変わらず特定の日に極端な下振れを引いている。
64勝自体に大きな不満はないのだが、ラウンド2に入ってから1セット5連勝が一度もなかった点だけ納得がいかない。5連勝を落とすだけでジュエルの収入が75も減ってしまうのに、毎度どこかで負ける羽目になるのは、流石に気分が悪いのだ。
以前からそうなのだけれど、全体勝率のわりに5連勝率が少なすぎる気がしている。

 

今回も参考までに、枠ごとの成績を出したので貼っておく。

枠成績

予選は相手が弱いこともあって傾向が見えづらいけれど、体感としては内枠より真ん中から外目のほうが勝ちやすかったと思っている。
なお、決勝では3人とも真ん中より内に押し込められたので、レース中の極端な下振れ挙動を引き起こしたのは、ひょっとしたら枠のせいなのかもしれない。

 

来月に何が開催されるのか、現時点ではユーザーに知らされていない。
第二回LoHなのか、はたまた別距離のチャンミなのか……前者ならば阪神2200の想定で動きたいし、後者ならばダートか短距離の可能性が高いだろう。
タキオンの因子研究があるから因子周回は進めたいのに、しばらく条件不明のままというチグハグさ……面倒だから、ガチ勢以外は発表されるまで虚無期間と捉えてもいいのではないだろうか。