K's Graffiti

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リーグオブヒーローズ202307結果

一応、まだエクストラステージが残っていて開催期間中ではあるものの、ほとんどのユーザーにとってはメインステージが中心であり、あとは眺めるだけとなっているため、結果と振り返りを書いていこうと思う。
今回のLoHを通じての感想は、かなり運要素が強めではあるものの、しっかり仕上げていなければその舞台に上がることも難しかった……そういう意味では、短距離だからといって特別なことはなく、いつも通りの実力ゲーかつ運ゲーのイベントだったように感じる。

 

LoHは、優勝を目標とするチャンミとは違って、各々が目指すところが異なるイベントのため、わかりやすく結果を示すものがない。
上位96人になれば専用の画面が表示されるようになってはいるが、それ以外のプレイヤーにとっての結果というのは最終的な獲得ptだけであり、このポイントは積み上げ式であるがゆえに、どうにも結果として出されたところで達成感に乏しい感じは否めない。
まぁ目安としては、PLATINUM4への到達を示す30,000pt、あるいは設定された報酬の最大獲得となる32,000pt以上といったところで、個人的には最低でも前者、できれば後者を達成したいと考えていた。

結果

本当にギリギリではあったけれど、無事に32,000pt以上を取れたので一安心、英雄譚の称号は育成に最も時間を費やしたサイレンススズカを選択した。

ランキング上位を見ていると、96位のボーダーは中距離だった前回と大差がない上に、たった170ptの欠損で済んでいる1位のポイントは意味不明だ。
いったい、どれだけマッチング運やレース中の乱数に恵まれたらこうなるのか想像もつかないが、短距離になって運要素が大きくなったからこそ、上振れによる恩恵が増したと考えるべきなのだろうか。
また、安定感を出しづらかったわりに300位のボーダーも前回と同水準だったけれど、参加人数の多さや、今回は3,990ptの調整がなく全プレイヤーが同じところからのスタートだったことを思えば、このあたりに落ち着くのが自然とも言える。個人単位での難易度と、ゲーム全体の傾向を同列に扱うべきではないのかもしれない。

先に簡単な結論だけ言うと、おそらく先行にはコンセントレーションが必須だった。
もちろんコンセなしで上位に食い込んでいる人もいるが、ざっと数えてみるとかなり少数派で、運に恵まれなければ難しかっただろうと思う。ランキング上位の多くはコンセを積んでいることからもわかるように、スタートで遅れると取り返しのつかないゲーム性だったのだ。
チャンミの決勝一発勝負なら、出遅れることなく走ってくれる期待値は決して低くないけれど、複勝圏外に敗れることによるポイントの欠損が致命的となる長丁場のLoHでは、コンセ抜きで安定感を出すことは至難の業だったように思う。

私は三女神以降、最近のガチャをまったく引いていないため、たとえば盤石をくれる賢さブルボンや、コンセをくれる賢さマーチャンは持っていない。鍔迫りの根性ケイエスも未所持のため、サポート編成に困るところがあった。
スキルを重視するなら、グランドライブで育成するとか、スタミナスズカやパワーダスカを使うといった選択肢もあったけれど、結局のところ、それではステータスが下がってしまって、強い対面を引いた時に勝ち負けできるウマには仕上がらない。
唯一、上位に入るチャンスを作るとしたら、賢さマーチャンを借りて、地固めは因子から、鍔迫りは捨てて他に複勝の加速スキルを積む育成方針が正解だったのだろう。
それでも、わりと運が悪いほうの私は、どこかで大幅な欠損をする可能性が高いのだけれど。


以下、今月のLoHで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:サイレンススズカ

サイレンススズカ

大逃げとして一定の役割を遂行してくれたが、育成面では相当に苦戦した。まずスキルptが足りない。トレーニングの上振れか切れ者が前提みたいな感じで、取りたいスキルを揃えられないことが多かった。盤石の未完走率が体感50%くらいあったのも苦しかった要因の一つで、それに加えて距離Sの継承まで狙うとなると、完成する気がしなかった。
レンタル本育成のスタイルを変えなかったから仕方ないところはあるが、結局そこそこ納得できるレベルになったのはLoH開催中だった。

 

二枠目:ニシノフラワー

ニシノフラワー

出したウマの完成度で言えばトップだし、実際に戦績もそのようになった。やはり本体加速は正義なのだ。
切れ者ではないのだが、スキルの数は切れ者と同じくらい取れている。たくさん友情が重なったトレーニングを踏むことができた分、やや多めにレース出走できたため、スズカとは対照的に余裕があった。
9人のチャンミでは終盤突入時に3,4位でなければ活躍が難しかったのだが、12人のLoHでは5位でも固有が発動するため、それも安定感を出せた要因だと思う。

 

三枠目:オグリキャップ

オグリキャップ

本体オグリを使ったのは昨年のレオ杯以来、つまり同舞台の短距離以来ということで、かつての最強キャラも、最近の特攻キャラ追加の環境には置いていかれている感じがする。
そもそも、よりベターなのはシーキングザパールだったわけだが、私は未所持のため仕方ない選択だった。活躍できる場が限られているキャラクターに交換チケットを使うのも躊躇ってしまう。
出遅れさえしなければ安定して上位入線を果たしてくれる安定感は見せてくれたけれど、嘘みたいに出遅れまくった。3連続出遅れくらいなら平気でやってくる。これはもう上位を狙う器ではないと、つくづく思わされる大会だった。

 

メインステージ初日から最終日までの実績を表にまとめたので、置いておく。

LoH実績

そもそも育成方針が間違っていたから、出遅れ事故による欠損は別の課題として受け入れなければならないのだけれど、潜る時間やチケットの使い方、アイテムの使用判断など、まだまだ詰める余地は残っている。
中盤まで、今回は有利とされていた内枠ボールを使わなかったのも、早々にランキング入りが厳しくなった原因かもしれない。マッチング運の上振れ下振れの個人差が大きいため結果論ではあるが……前回は300位以内を達成して満足したけれど、こうして「なんでもない」結果に終わると、やっぱり悔しい。
いつかは96位以内を取りたいなぁなどと、ふと思うようになった。