K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230912)

もう既に希望は潰えていそうな某一件に関して、まだ自分の中では完全に整理が済んでいないまま漫然と毎日を過ごしているという現状があり、そろそろ気長に待ち続けるのも限度があるだろうと思ったので、諸々の方向性を「確定」させるために動くことにした。
動くといっても確認のための質問を投げるだけなのだが……十中八九、死んでいそうな相手に生きているかを尋ねるようなものなので、心の奥では密かに生存を期待している私にとって、ある意味では自ら首を絞めかねない行為ではある。
諸刃の剣、いやそれ以上に心許ない選択だから、どちらかと言えば日常において余計な意識を割く必要がないように、きっぱり忘れてしまうために選んだ道と捉えることもできるだろう。もちろん、前向きな返答があれば儲けものではあるが……常識的に判断すれば、もはや一切を望むこともできない。もっとも、常識が通用する相手であれば、とっくに真相が判明していても不思議ではないため、現在の絶望的な状況こそが逆に最後の可能性を残していると考えることも、まぁできないわけではない。
そもそも、こちらからのメッセージが読まれない、気づかれないといったケースだって十分に想定できるし、このまま何日か経過しても返事が来く気配がなければ、それはそれで仕方ない。後味は悪いけれど、潔く諦めて忘却することとしよう。
正直、あまりにも対話が足りていなかったのだ。私が相手の考えや気持ちを理解できないのと同様に、相手にも私の姿勢やモチベーションの具合なんて上手く伝わってはいないだろう。互いに、刹那的な勢いと雰囲気で始めようとした事柄だ。定期的な連絡が途絶えたら急速に熱が消沈するのも、やむを得ない。