K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230913)

思いの外、早いタイミングで返事があったので昨日の続きになるけれど、結論から言うと、想像していた通りの内容だった。およそ二年半も前に始まった私の心を拘束する一件が、ここでようやく消え去った……まぁこう書くとポジティブな話に見えてしまうだろうが、実態としては先方の抱える仕事が手一杯で余力を失った結果として、おそらく最も優先度の低い私が放置されていただけなので、心境を一言で表すのは非常に難しく、どうしたって複雑な気持ちにならざるを得ない。
完全に割り切るのであれば、これで後腐れなく忘れることができるし、明日からは自分のことだけに集中できる……そんな風に考えることもできるだろう。しかしながら、私だって感情を持った人間なので、そんな簡単に切り替えることはできないのだ。そしてもちろん、あちらにもそう感じる部分はあるのかもしれない。
既存の件とはまったく別の話になるし、実現可能性も判然としないところはあるが、ちょっとした提案を貰った。期待できるかどうか、というよりも信用できるかどうかの問題だと思っていて、形としては裏切られ続けた私が、今後も時間とエネルギーを無駄にするリスクがあるところへ、いったい何を投じることができるのか。
時期や内容について、ざっくりと説明は受けたけれど、どこまで信じていいものか半信半疑だ。とりあえずチャンスを残しておくという意味で、興味を示していることは伝えた。同じ轍を踏む羽目になるのか、はたまた挽回して軌道に乗るのか、私の運命や如何に。