K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

失われた体力

明日は久々に買い出し以外の外出予定を入れてしまっていて、昼間に好きなだけ寝ているわけにもいかないため、体内時計の調整のために昨日から多少の無理を身体に強いている。
眠くない状態で眠ることは難しいが、その逆はそれほど大変ではないので、少しばかり眠気に抗うことにしたのだ。
そういうわけで、今日はずっと具合が悪かった。

 

特に調整をせずとも、当日になれば身体は動く。わざわざ前日や前々日に苦しい思いをする必要なんてないかもしれない。
ただ、最悪ほとんど不眠で活動する羽目になるから、外出中につらいだけでなく、反動も考慮しなければならない。
体力面が弱点である私は、疲れやすいだけでなく回復までにも時間を要する。睡眠不足に起因する連鎖的な体調不良を招いてしまうと、元に戻るまで一週間以上も不満に溢れた生活を余儀なくされる恐れがあるのだ。

夕方になる前から既に相当な気怠さに襲われていた今日は、日記に書くネタを考える余裕すらなかったし他の日課にエネルギーを割くことすら満足にできていない。
まぁ今夜は珍しく常識的な時間に就寝できそうなので、このまま隣人に邪魔されることなくスムーズに夜の時間を過ごせるのなら、目論見は成功しそうではあるが……それはそうと、ここまで備えて臨むことになる予定というのが、実のところ一般人の価値基準に照らし合わせると大したことがない気がしている。
そもそも私にとっては、自分だけの都合で完結しない外出が必要な一件というだけで、およそ一週間分くらいの体力を一挙に消費するイメージなので、具体的に何をするかなんて関係ないわけだが。
昨日は昨日で、ちょっとスーパーに行っただけで帰宅後は猛烈な倦怠感に負けてしまい、夜は著しくパフォーマンスの低下を感じたし、もう本格的に社会的動物たる人間としての基本的機能を喪失しつつある気がしてならない。

 

一人暮らし、そして引きこもりがちの生活スタイルなので、洗濯物の溜まる速度が非常に遅い。
まぁ少量でも洗濯できないわけではないけれど、電気代の節約も意識しているため、洗濯機を動かす頻度は週に一度を下回る程度だ。
もう着る服がない。そういう状況が現実的になってきて初めて、その日に洗濯するかどうかを決める感じになっている。
つまり、必然的に洗濯する時は服装が心許ない状態になるため、冬場は重ね着ができず気が進まない傾向にある。夏はTシャツ1枚で生きていけるが、冬はそうもいかないのだ。
今日は眠気に耐えながら夕方に洗濯したのだけれど、いつも着込んでいる耐寒装備を身に着けていないため、普段よりも身体を震わせなければならないから、昨日からの不調と併せて本格的にしんどい。

なぜ洗濯しなければならなかったのか……それは明日に予定があるからであって、洗濯の周期と予定の時機が噛み合わなかった時点で、この苦行は避けられない未来として存在していたのだろう。
当たり前の話だが、まだ就寝していないから安心することはできない。今はただ、この眠気に従って中途半端に起きることなく睡眠を遂行し、体力回復に成功することを祈るのみだ。