K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231025)

具合が悪いのはいつものことなので、わざわざ原因を考えることに意味があるのか微妙なところではあるのだけれど、今週の不調は過去にも経験がないくらい手が付けられない悪質なものなので、軽く経過を書き残しておこうと思う。
具体的に何が起きているのかという話をすると、実のところ非常に難しい気がしている。外傷ではないし、体内の問題にせよどこかが痛いというわけではない。ただ、もうこれ以上は起きていられないというくらいの猛烈な気怠さに何度か襲われるのだ。一日に数回、つまり朝に起きたとすれば昼頃と、夕方と、夜中に……これでは何事にも集中することができない。
おそらく普通の感覚なら、せいぜい作業の合間に30分程度の休息を挟めば眠気に負けることはほとんどないだろう。しかし私の場合は、素直に己のコンディションに従うのであれば、二度三度の昼寝を余儀なくされる。半日どころか、たった数時間で肉体が限界の声を上げるのだ。まるで、赤子のようではないか。
いよいよ、体力が低下しすぎて意識の維持にすら支障が生じているのかもしれない。最近は食事の回数を意識的に増やそうと努めているというのに……まったく体重は増えないし、一日の大部分を睡眠に費やすとなると、結果的に食事の頻度は減ってしまいそうで本当に苦しい。いや、もしかしたら……食事を増やしたからこその不具合なのだろうか。
私は以前から、空腹状態こそが最もパフォーマンスを発揮できる体質だった。胃の中に何も入っていない時になってようやく、集中力が最高潮に到達する。増力目的で食べる頻度を増やしたせいで、本来は頭の働きにのみ使いたいエネルギーが消化吸収作業へと分散させられて、もともと体力の絶対値が低いがゆえに、まともに意識を保つための力さえ欠乏してしまうのではいか。ふと、そんな説が浮かんだ。
もっとも、増やしたとはいっても一日三食に近づけるように意識するだけであって、それぞれの食事間隔は6時間から8時間程度だ。常人にとっては日頃の習慣そのものでしかないだろう。ただ、これまで私の身体は基本的に8時間と16時間という一日二食で回っていた。急に1.5倍になったと思えば、想像以上に負担が大きかったのではないかという気がしないでもない。
原因特定のために、またしばらくはオートファジーが発動する食習慣に戻してみようと思う。