K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

普通ってやっぱりつまらないからさ

せっかく育てたプテラを殺されて、月曜から悲しみに暮れている。
ARKとかいうゲームは、どうやら焦って先に進もうとしないほうがいいらしい。地道にレベルを上げて備えていかないと、あまりにも弱すぎて。あっ、これってマゾゲーなんだって気づくのに二日要した。

そういえば今更ながら、思考回路の傾向として、平日のほうがごちゃごちゃ面倒くさい日記になりやすい気がする。たぶんストレスってやつのせいなんだ。
まあだからいろいろと、ネタを考えるには、平日のほうがいいかもしれない。
土日は趣味の時間が長くて精神が充実するから、余計なことを考えにくいという説が有力。

 

本日の絵

20200511

暑くなってきたので……と描いたものの、あまりにも粗い。下着なのか水着なのか不明。
もっと時間を使うべきかとも思うけれど、短時間で切り上げないといつの間にか数時間が経過しているから、日記用の絵はこんなんでもいいかもしれない。

 

 

成人向け漫画家になる人って、おそらくは真っ当な道筋で人生を歩んでいない。
こう書いてしまうと一方的に悪い言葉を投げているようで、字面だけだとちょっと心が痛むのだけれど、別に悪意なんかこれっぽっちもなくて、むしろ好意によるものだ。
あの人たちの文章って、絵と同じくらいに独特な響きを秘めているんじゃないかって思う。もちろん読者が主目的を果たすためには絵が主体であって、本編こそが重要なんだけれど、あとがきも結構楽しみにしているんですよ。ブログなんて見つけちゃったら、ついつい読んでしまう。

この間、ある作家のファンになった。ファンって言っていいのかな。尊敬の念を抱いた? なんかしっくりこない。

そもそもエロコンテンツに触れる目的の大半はアレだから、初めから内容に期待なんてしていないわけだ。だから、そういう状態で想定外に心を動かされると強く印象に残ってしまうわけで。
同じエロでも、たとえばゲームだったら、感動要素があっても納得がいく。アニメや小説でも同じ。要は大筋のストーリーというものがあって、登場人物が適切に配置されてメリハリがついていれば、多かれ少なかれ人の心は動く。
ただ漫画だと、すごく難しいんじゃないかなって。基本的にああいう作品って一話完結だったり、長くても単行本一冊分くらいだったりするから、普通は読者の中でキャラクターが生を受ける前にコンテンツが終わってしまう。消費して、それで終わりみたいな。
短いページで需要を満たしつつ、ガツンと読み手の内側までをも刺激してくる話って、もう神業としか言いようがない。エロ漫画家は神。

エンタメコンテンツの過剰摂取で目が肥えてくると、自分が欲しているものを見失いがちなところがあるので、本当に好きなものは何か、という問いに対しては、こういう側面からアプローチしてみてもいいなと思ったり。

それにしても、えっちな漫画って、作者の人間性みたいなものがかなり滲み出る媒体だと個人的には思っているのだけど、もしかして、こういうのを惚れるって言うんだろうか。

 

年齢を重ねていくうちに、私もどこか変な人間なんだろうということは、周囲の反応から察せられてきた部分がある。
「変わってるね」「何を考えてるかわからない」「不気味」みたいな、ここまで直接的な表現ではないにせよ、そういう指摘には心当たりがある。
そう言われることは嫌じゃないし、直そうとも思わない。直せない、と言ったほうが正しいか。むしろ、その方向性で突き詰めていったほうが面白い人間が出来上がるんじゃないかと、我ながら思ってしまう。

残念なことに、私は自分の尖っている部分に自覚的ではない。たぶん、奇異の目で見られる部分のほとんどは、無意識に発露してしまっているのだ。
だから、何かに取り組んでいてひょっとした瞬間に気づかされるのは、いつもこんな感じだ。
ああ、なんて平凡なんだろう、と。