K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

絵の課題

ほぼ毎日、何かしら描いているとはいえ、こういうのは明確に目標を立てていったほうが、結果が出やすいものだ。
すぐに思いつくものから考えていくと、大きな目標は比較的わかりやすいのだけれど今のところ現実味が薄いため数年かけた取り組みが必要で、中くらいの目標は数か月単位での頑張り次第というところ。
毎日更新しているという習慣を活かすのなら、このブログでは小さな目標を少しずつクリアしていくのがいいんじゃないかと思った。

 


小さな目標と言っても、挙げてみたら課題は山積みで、キリがない。
人物ひとつ取っても、身体のパーツそれぞれに経験値が必要だし、裸、下着、服を着た場合で考えることが変わるから、それらにも慣れていかなければならない。
シワとか陰影とか、それだけで一か月は使えそうな気がする。

また、女性ばかりではなく男性も描けるようにならないと話にならない、と思ったけれど、それは背景なんかと一緒で中くらいの目標になるか。短期的な課題にしては重すぎる。

それから、パーツを覚えるだけでなく、最後まで完成させる経験も必要だ。ラフを量産するのは楽しいけれど、そこで満足していたら一生、先には進めない。
ちょっと前の日記にも書いたように、絵に対する印象の半分以上は色の塗り方で決まる。本来は最も練習しなければならないのかもしれない色を塗るという工程が、現在の習慣には組み込まれていない。せいぜい線画までだ。
だから、七月からは試行錯誤の一環として、色を塗って完成させるところまでを一つの流れにしたい。
もちろん、まだ技量不足ゆえに、時間的・体力的な問題で毎日のように最後まで仕上げるのは難しいのだけれど、たとえば一週間という期間を定めてやるのなら、実力的にも可能に思える。

初日と二日目は従来通りラフで構図を考えつつ、細かい部分の練習なども行う。線の質にこだわって余計な時間をかけることはせず、ここでは数とスピードを重視する。
三日目もパーツ練習をしつつ、構図を決めて下書きまで。四日目に線画。
残りの三日で色を塗っていく。そんな感じで。

これは机上論であって、現実には週に二日ほど絵に集中できない日がある(一応、ここに上げるほどではない程度のレベルで触ることはある)から、もしかしたら一枚あたり十日ペースくらいになってしまうかもしれない。あるいは逆に、思いの外うまく描けて、三日から五日程度で終わる可能性もある。
このあたりの感覚は、日常に組み込んでから掴んでいくしかない。


Twitterには毎日カラーイラストを上げている化け物が何人もいるけれど、あれは相当な腕と慣れと気力がないと到底実現できない領域だ。
絵柄が簡易的なタイプ(描き込みや線が少なめ)だったら、まだ習慣としてやっているのを理解できるけれど、細かく複雑な線とか、しっかり背景まで描いていたりする人はもう、わけがわからない。
絵を描かない人よりも描く人のほうが、その凄まじさを感じやすいはずだ。本当にすごい。神かな。

私も一日限りなら、集中すれば仕上げまで持っていくことは不可能ではない。早起きして、夕方頃には完成というのを何度かやったことがある。
描く速度を2~3倍にすれば……うん。まだ、その実力が備わっている姿を想像することは全然できないのだけれど、まったく無理でもない話かな、という気がしないでもない。いずれは。

 

 

Drawing on 2020-06-30

20200630

というわけで、明日からは方針を変えてみようかと思うので、全裸イラストをここに上げるのは今日で最後になるかな。一週間かけて描くなら、ちゃんと衣装も着せるだろうし。
初めの頃はなんとなく恥ずかしがりながら描いていたけど、最近ではエロ目線よりも美術的観点のほうが強いかもしれない。