K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

摂取するものを考える

強制力が働かなくなったせいか、朝の決まった時間に起きることが難しくなった。目覚ましをセットしても、止めた後に二度寝、三度寝、と気づけば正午過ぎになっていることもしばしば。
だから、どうにか身体を起こすことに成功した日には、コーヒーなどのカフェインを摂取して一日を乗りきろうと考える。

 

困ったことに、最近カフェインへの耐性が弱くなったようなのだ。特に飲みすぎているというわけでもない、むしろ以前に比べたら量自体は少なくなっているにもかかわらず、飲んでからしばらく経つと気分が悪くなる。
吐き気というほどのものではないにしろ、意識がどこか遠くへ行ってしまうような気持ち悪さ。貧血の症状と少し似ている。
摂取する日とそうでない日で明確に調子が異なるから、おそらく勘違いではない。どうしてか知らないけれど、体質が変わってしまったと考えるのが自然だろう。

もともとエナジードリンクなんかは一切飲まないから、カフェイン耐性のことなんて本気で考えたこともなかった。コーヒーを二、三杯程度だったら珍しくもないことだし、まさか寝起きの一杯で気分が悪くなるなんて……いつの間にか不都合だらけの身体になってしまったものだなぁと半ば他人事のように思いつつ、これも運動不足の弊害だろうかと原因を思い浮かべる。
しっかりと食べた後なら、多少は飲んでも平気みたいだから、空腹状態というのがマズいらしい。

起床に失敗して昼まで寝ているか、具合を悪くして寝込むことになるか、いずれにしろ自分の考えとは裏腹に布団と接している時間が増えてきてしまっているので、生活習慣の改善とか体力づくりとかが、明確な課題となってきたように思う。数日前の日記で、身体の気の向くままに生活してみようかと書いたけれど、あれは間違いだったようだ。多少は外側から正してやらないと、私の身体は永遠に眠り続けようとする。
ジムに通うことも勧められたが、はたして出不精で怠け者の私が継続して通うことなんてできるのか、非常に怪しいため、いったんは基礎的な運動の習慣が定着してから考えることにする。今、急に始めても、高確率で金の無駄になりそうな気しかしない。

身体づくりには食事も重要で、面倒くさがって抜いてしまったり、食べられればなんでもいいと適当に済ませたりしてしまっては、そのうち体調を壊して、課題に取り組むどころではなくなるかもしれない。
外食やコンビニ飯などは最終手段として、自炊できるようになれるのが理想なのだけれど、いきなりうまくいくはずもない。時間に余裕があるからこそ、きっと大丈夫だろうと無駄な自信に溢れている自分いる。しかしよく考えれば考えるほど、何からやっていいのかまったく見当がつかないし、不安は大きくなるばかり。
初めての自炊の第一歩は何を作ればよいのか、いい感じで紹介してくれている本などいくらでも出ているだろうし、何冊か買ってみてもよいかもしれない。料理も慣れの問題だと思っている。手先は器用なほうだから、きっとすぐに身につくはずだ。別にプロを目指すわけでもないのだし。

一か月先のことではあるけれど、一か月なんてあっという間だ。早めに考えておいて損はない。