K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240423)

最近よく気絶する。いや、気絶するように眠る、と言うべきか。毎日この時間に、という風に決めているわけではなく、強い眠気を感じたら布団に入るようにしているから、わりと発生しやすい状況を作っていることにはなるのだが……必ずしも寝たいタイミングとは限らないから、うっかり予定していた作業などを放棄してしまうことも珍しくない。不眠症に陥るよりは幾分かマシとはいえ、自身の眠気を制御できないのもまた不便で仕方ない。
洗い物だとか、歯磨きだとか、一度限りの失念だけなら大ダメージにはならないけれど、その日その時間を過ぎれば取り戻せないような特定のアクションというものも、稀に存在する。数時間後に取りかかる必要があったとして、しかしながらその数時間を起きていられるだけの体力が見込めない時に、私はどうすればよいのだろう。無理をして起きていることも不可能ではないが、身体は明らかに休みたがっている。都合よく30分前後の仮眠にさえ成功すれば、すべてが上手く回るというのに……そういう日に限って、軽い気持ちで目を瞑ると深い眠りへと堕ちてしまうのだ。
ああ、つまりこれは、昼寝からの寝坊に対する嘆きに過ぎない。昼寝、というか実際には夜中であることが多いのだけれど、夜型の私にとって深夜の睡眠は昼寝に等しい。昔から眠るのは苦手で、起きるのは得意なほうだと思っていた。前者に相違はないが、後者に関しては神経質すぎるがゆえに眠りから覚醒までの距離が近いだけであって、迅速な起床そのものに一切の負担がなかったわけではないのだろう。むしろリラックスできる環境においては、今回のように逆転現象が生じることになる。
まぁ結局のところ、体力さえあれば悩む必要のない問題であるわけだが、このところ今年の目標である肉体づくりは行き詰まりの気配を見せている。下半身の筋トレは一定レベルを超えると現状維持程度にしかならなくなったし、相変わらず上半身はペラペラ、食事量は意識的に増やそうとしても限度があって、いつの間にか体重も元通り……ということで厳しさを感じている。気温差の大きい季節だからこそ、余計に疲労が溜まりやすいのだろうか。昨年は眠れない日々に強烈なストレスを感じていた記憶しかないけれど、今年は今年で体力面の課題が浮き彫りになっているから、好きなはずの春が、冬に次いで苦手になっている感が否めない。