K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

不安との付き合い

そろそろ日々の不安が加速していく水曜日、最も望ましい形で現実が進行していれば、昨日から今日にかけて慌ただしく動いていたはずなのに、実際には一切の連絡がないから何もできずに精神負荷が高まっている。
停滞、という言葉が一番近いかもしれない。変化がなく、好ましいとも言えない状況にずっと留まり続けているのは、まったく面白くないし気持ち悪さすら感じてしまうものだ。

 

こちらが勝手に不安になっているだけで、一つひとつの事実を正しく理解していけば、別に危機的な状況というわけではないのかもしれない。神ではないから、そんなこと知る由もないのだけれど。
ただ、一月から現在にかけて直面した出来事を総合してみるなら、単純に私のための時間をまだ確保できる段階になっていないだけなのだろう。あの人が、いったいどれだけ多くの分野を手掛けているのか私は知らないし、きっと本人にとっても次々と降り掛かってくる作業量が事前の予想を遥かに上回っているはずだ。手一杯というのが現状なのではないだろうか。
優先度が低いわけではないにせよ最優先ではない私が関わる領域については、だから自然と後回しになってしまう。
とはいえ、私にも私の事情はあって、不確定要素の多い取り決めに行動を左右されまくっていては、あまり穏やかではいられないものだ。待つことしかできないのに、話を先に進めることが見込まれていた時期を過ぎて、いまだに音沙汰がないのだから、日記で愚痴るくらいは許してほしいものだ。

先月にも同様のシチュエーションに苛まれて、我慢できずに伺いを立ててみたという流れがあった。
あの人の傾向としては、気にかけてくれている間は断続的でありながらも不安にならない程度に情報を流してくれるのだが、なんらかの拍子に意識の中心部分から外れてしまうと、途端に私に対するアクションが滞るところがある。
なかなか慣れるのは難しい話だけれど、良好な関係を構築していこうとするなら慣れていかなければならないのだろう。
私はあくまで傍流として、一つの役割を担うに過ぎない立場であるから、今はひたすら受動的に対応する以外には道はないのかもしれない。
まぁ頭でわかってはいても、不安になること自体は止めようがないから仕方ないものだ。
次のステップを乗り越えさえすれば、ふわふわしている要素がある程度は明確になるから安心できるのだけれど、今は最も嫌なところで放置されている感じなのでストレスが大きい。
週末まではこのまま待ってみようかと思う。


不安といえば、例の騒音問題に進捗があった。進捗というよりは連絡が届いただけで何かが変わったわけではないのだが、どうやら本人は犯行を否定しているらしい。
まぁ肯定したら立場が危うくなることを考えれば自然な流れかもしれないが、被害者である私からすればふざけるなという話で、正直なところ呆れてしまった。
管理会社から状況を尋ねる電話が入っているのに友人を招き続ける隣人にも、否定されて追及できないから困ったら警察に相談しろと対応を放り投げる管理会社にも。
賃料を払っているのだから、その管理者には住人が落ち着いて暮らせる環境を整える責任があると思うのだが、自分でどうにかしろというのは妙な話だ。
呆れている要因は他にもある。
その連絡はメールによるものだったのだが、文面には前日に送信したと思しき内容が下のほうに引用されていた。しかしながら、その前日に私はメールを受信していない。どういうことなのか。送信メールに返信する形で今回のメールが作成された形跡があるのだけれど、いったい誰に送信したものなのだろう。
さらに下には、問い合わせ後に社内で自動受信したと思われる内容が続いていて、送信者情報(IPアドレスや問い合わせ内容、私の住所や名前、連絡先など)が記載されている。
本来なら顧客に見せるべきではない内容まで含まれているような気がするのだが、そのあたりの管理が不十分となれば、今後の関わりに対しても前向きになれなくなる。
昨年に相談した際には、余計な情報の入ったメールで報告してくることはなかったのだけれど、今回は一つ前のメールが私に届いていないこともあって非常に不信感が高まっている。
最悪のケースを想像すると、たとえば一つ前のメールは隣人に対して間違えて送られてしまった、などと考えられるので、本当に馬鹿みたいな話ではないか。勘弁してほしい。
もちろん迷惑メールに分類されていないことは確認しているし、私の手元に届いていなかったことは確かなので、相手が悪いのでなければ送信エラーか受信エラーかわからないが途中で止まって電子の海に消えたという可能性しかない。

表向きには否定しつつも、騒音の主が隣人であることは私にとって紛れもない事実であるので、管理会社から連絡が行われたというだけで多少の効果は感じられるものだ。
まだ偶然という線もあるけれど、昨晩はほとんど音が聞こえてこなかった。
いつ、また迷惑を被るかわからないから、しばらくは落ち着けないかもしれないけれど、規則正しい生活を取り戻すための前提が整いそうになったというだけで、少し嬉しくもなる。
願わくば、このままずっと静かにしていてほしいものだ。